九州・沖縄地方の城・城跡・城址まとめ・一覧 / Japanese Castles in Kyushu & Okinawa ~熊本城・首里城・島津氏の城郭・琉球王国の城郭ガイド~

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親記事:日本全国・都道府県の城・城跡・城址まとめ・一覧 / Japanese Castles in Japan ~日本100名城と天守のある城(現存天守、復元天守、復興天守、模擬天守)、天守の分類・種類・指定文化財などの観点でみる歴史的建造物、梅・桜・紅葉も楽しめる名所・スポット~

九州・沖縄地方の城・城跡・城址まとめ・一覧 / Japanese Castles in Kyushu

九州・沖縄地方の城郭の特徴と歴史的背景

九州・沖縄地方は、日本の城郭文化において独自の発展を遂げた地域です。九州は戦国時代に島津氏・大友氏・龍造寺氏が三巴の争いを繰り広げ、豊臣秀吉の九州征伐後は各地で近世城郭の整備が進みました。特に熊本城は加藤清正が約7年をかけて築いた「難攻不落の城」として名高く、西南戦争(1877年)での薩摩軍による包囲攻撃にも耐えた日本三名城の一つです。2016年の熊本地震で被災した後、現在も大規模な復旧工事が進められており、その復活への歩みが多くの人々の注目を集めています。沖縄地方は、日本本土の城郭とは全く異なる文化的背景を持つグスク(城)が発展した地域です。首里城を筆頭に、中城城・今帰仁城・勝連城などのグスクは「琉球王国のグスク及び関連遺産群」としてユネスコ世界文化遺産に登録されており、石灰岩を積み上げた独特の曲線美が琉球の独自文化を今に伝えています。九州・沖縄の城郭めぐりは、本土の城郭とは異なる多様な城の文化を同時に体験できる貴重な機会となるでしょう。

福岡県の城・城跡・城址 / Japanese Castles in Fukuoka

福岡県には、九州の要衝として歴史的に重要な役割を果たしてきた名城が数多く残されています。黒田官兵衛・長政父子が築いた福岡城、古代日本の防衛拠点として築かれた大野城、そして唐造りの天守が特徴的な小倉城など、それぞれが独自の歴史と魅力を持つ城郭です。

これらの城址は、日本100名城や国の史跡・特別史跡にも指定されており、戦国時代から江戸時代にかけての九州の歴史を物語る貴重な文化遺産となっています。また、城内や周辺は桜や梅の名所としても知られ、四季折々の自然美と歴史的建造物が調和した景観を楽しむことができます。

福岡城 / Fukuoka Jou[Fukuoka Castle]

福岡城は、関ヶ原の戦いの功績により筑前国を拝領した黒田長政が、1601年から7年の歳月をかけて築城した平山城です。別名「舞鶴城」とも呼ばれ、47もの櫓を有する九州最大級の城郭として知られています。

天守については諸説あり、実際に建てられたかどうかは明確ではありませんが、現在も多聞櫓や大・中・小の3つの天守台が残されており、往時の壮大なスケールを今に伝えています。重要文化財に指定されている多聞櫓や潮見櫓などの現存建造物は、江戸時代初期の建築様式を伝える貴重な文化財です。

城址は現在、舞鶴公園として整備され、市民の憩いの場となっています。春には約1,000本の桜が咲き誇る福岡県屈指の桜の名所としても有名で、「福岡城さくらまつり」の期間中にはライトアップも実施され、幻想的な夜桜を楽しむことができます。また、城内には福岡市美術館や日本庭園もあり、歴史と文化を満喫できるスポットとなっています。

築城年
Year of Built
1601年
築城主
Founder
黒田長政
指定
Designation
日本100名城(Japan’s Top 100 Castles)、国の史跡(National Historic Site)、重要文化財(Important Cultural Property)
天守の分類・種類
Castle Tower Classification
天守台のみ現存(天守の存在については諸説あり)
主な見どころ
Highlights
多聞櫓(重要文化財)、潮見櫓(重要文化財)、天守台、桜の名所
住所
Address
福岡県福岡市中央区城内
地図
Map
地図(Map)
開城時間
Opening hours
24時間(園内自由散策可能)
入城料
Admission fee
無料(Free)※鴻臚館跡展示館・福岡城むかし探訪館は有料
定休日
Holiday
無休(Open all year round)
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
地下鉄空港線「大濠公園駅」(徒歩約5分)、「赤坂駅」(徒歩約8分)
駐車場
Parking Lot
舞鶴公園第1駐車場 約70台、第2駐車場 約65台(有料)

大野城 / Ohno Jou[Ohno Castle]

大野城は、白村江の戦い(663年)で唐・新羅連合軍に敗れた大和朝廷が、外敵の侵攻に備えて665年に築いた古代山城(朝鮮式山城)です。四王寺山(標高410m)の尾根と谷を利用して築かれた大規模な城郭で、総延長約8kmに及ぶ土塁や石垣が山全体を取り囲んでいます。

この城は、大宰府政庁の背後に位置し、九州の政治・軍事・外交の中心地であった大宰府を守る防衛拠点として重要な役割を果たしました。城内には70棟以上の倉庫が建てられ、兵糧や武器が備蓄されていたと考えられています。

現在も城壁の一部や礎石群、城門跡などが良好な状態で残されており、古代日本の防衛システムを知る上で極めて貴重な遺跡として、国の特別史跡に指定されています。山頂からは福岡市街や博多湾を一望でき、なぜこの地が防衛拠点として選ばれたのかを実感することができます。

また、大野城跡は登山・ハイキングコースとしても人気があり、歴史散策と自然散策を同時に楽しめるスポットとなっています。太宰府市と大野城市にまたがる広大な史跡は、訪れる人々に古代ロマンを感じさせてくれます。

築城年
Year of Built
665年
築城主
Founder
大和朝廷
指定
Designation
日本100名城(Japan’s Top 100 Castles)、国の特別史跡(National Special Historic Site)
天守の分類・種類
Castle Tower Classification
古代山城(天守なし)
主な見どころ
Highlights
百間石垣、城門跡、土塁、礎石群、眺望スポット
住所
Address
福岡県糟屋郡宇美町四王寺・太宰府市・大野城市
地図
Map
地図(Map)
開城時間
Opening hours
24時間(山中散策自由)
入城料
Admission fee
無料(Free)
定休日
Holiday
無休(Open all year round)※悪天候時は登山注意
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
西鉄太宰府駅より車で約15分、JR大野城駅より車で約10分
駐車場
Parking Lot
県民の森センター駐車場、太宰府市民の森駐車場など複数箇所あり(無料)

小倉城 / Kokura Jou[Kokura Castle]

小倉城は、1602年に細川忠興が7年の歳月をかけて築城した城で、その後約240年間にわたって小倉藩の政庁として機能しました。最大の特徴は「唐造り(からづくり)」と呼ばれる独特の天守構造で、4階より5階の方が大きく張り出した全国的にも珍しい建築様式を持っています。

この天守は4階と5階の間に屋根のない「入母屋破風」を持ち、外観四重、内部五階の複雑な構造となっています。残念ながら1837年の火災で天守は焼失しましたが、1959年に鉄筋コンクリート造で外観復元され、現在は博物館として一般公開されています。

城内には細川氏と小笠原氏の資料を中心とした展示があり、小倉藩の歴史や城下町の暮らしを知ることができます。最上階の展望スペースからは北九州市街や関門海峡を一望でき、絶好の眺望スポットとなっています。

また、小倉城周辺の勝山公園は桜の名所としても知られ、春には約300本のソメイヨシノが咲き誇ります。夜間はライトアップも実施され、天守と桜が織りなす幻想的な景色を楽しむことができます。城内には小倉城庭園(大名の下屋敷を再現した日本庭園)も隣接しており、和の文化を存分に味わえる観光スポットとなっています。

築城年
Year of Built
1602年(再建1959年)
築城主
Founder
細川忠興
指定
Designation
続日本100名城候補、福岡県指定史跡
天守の分類・種類
Castle Tower Classification
復興天守(外観復元、鉄筋コンクリート造)
主な見どころ
Highlights
唐造りの天守、城内展示、展望フロア、小倉城庭園、桜の名所
住所
Address
福岡県北九州市小倉北区城内2−1
地図
Map
地図(Map)
開城時間
Opening hours
4月~10月:9:00~20:00(入館は19:30まで)、11月~3月:9:00~19:00(入館は18:30まで)
入城料
Admission fee
一般350円、中学生・高校生200円、小学生100円(小倉城庭園との共通券あり)
定休日
Holiday
年中無休(ただし施設点検日を除く)
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
JR・モノレール「小倉駅」(徒歩約15分)、西鉄バス「小倉城・松本清張記念館前」下車すぐ
駐車場
Parking Lot
勝山公園地下駐車場(有料)ほか周辺に複数あり

詳細記事:福岡県の城・城跡・城址まとめ・一覧 / Japanese Castles in Fukuoka ~日本100名城と天守のある城(現存天守、復元天守、復興天守、模擬天守)、天守の分類・種類・指定文化財などの観点でみる歴史的建造物、梅・桜・紅葉も楽しめる名所・スポット~

佐賀県の城・城跡・城址 / Japanese Castles in Saga

名護屋城 / Nagoya Jou[Nagoya Castle]

築城年
Year of Built
1591年
築城主
Founder
豊臣秀吉
指定
Designation
日本100名城(Japan’s Top 100 Castles)、国の特別史跡(National Special Historic Site)
天守の分類・種類
Castle Tower Classification
住所
Address
佐賀県唐津市鎮西町名護屋
地図
Map
地図(Map)
開城時間
Opening hours
24時間
入城料
Admission fee
無料(Free)
定休日
Holiday
無休(Open all year round)
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
JR唐津線唐津駅より自動車(約30分)、JR筑肥線西唐津駅(徒歩約10分)唐津大手口バスセンターより昭和バス呼子線・値賀・名護屋線(約40分)「名護屋城博物館入口」下車(徒歩約5分)
駐車場
Parking Lot
63台 無料(Free)

吉野ヶ里遺跡 / Yoshinogari Iseki[Yoshinogari Ruins]

築城年
Year of Built
紀元前4世紀頃
築城主
Founder
不明(Unknown)
指定
Designation
日本100名城(Japan’s Top 100 Castles)、国の特別史跡(National Special Historic Site)
天守の分類・種類
Castle Tower Classification
住所
Address
佐賀県神埼郡吉野ヶ里町田手1843
地図
Map
地図(Map)
開城時間
Opening hours
9:00~17:00
入城料
Admission fee
大人(15歳以上)420円、小人(小・中学生)80円、シルバー(65歳以上)200円、幼児(6歳未満)無料(Free)
定休日
Holiday
12月31日、1月の第3月曜日とその翌日
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
JR吉野ヶ里公園駅(徒歩約15分)
駐車場
Parking Lot
東口駐車場:540台 310円、西口駐車場:310台 310円、北口駐車場:230台 310円

佐賀城 / Saga Jou[Saga Castle]

築城年
Year of Built
1602年
築城主
Founder
鍋島直茂・勝茂
指定
Designation
日本100名城(Japan’s Top 100 Castles)、佐賀県指定史跡(Saga Prefecture Historic Site)、重要文化財(Important Cultural Property)
天守の分類・種類
Castle Tower Classification
住所
Address
佐賀県佐賀市城内2丁目2−18−1
地図
Map
地図(Map)
開城時間
Opening hours
9:00~21:00
入城料
Admission fee
無料(Free)
定休日
Holiday
無休(Open all year round)
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
JR長崎本線佐賀駅(徒歩約30分)、JR長崎本線佐賀駅より自動車(約10分)、JR長崎本線佐賀駅より佐賀市営バス佐賀城跡線(約15分)「佐賀城跡」下車(徒歩約5分)
駐車場
Parking Lot
約10台 無料(Free)

唐津城 / Karatsu Jou[Karatsu Castle]

築城年
Year of Built
1608年
築城主
Founder
寺沢広高
指定
Designation
天守の分類・種類
Castle Tower Classification
模擬天守
住所
Address
佐賀県唐津市東城内8−1
地図
Map
地図(Map)
開城時間
Opening hours
9:00~17:00
入城料
Admission fee
一般(15歳以上)410円、小・中学生1人200円(160円)
定休日
Holiday
12月29日~12月31日
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
JR唐津線唐津駅(徒歩約15分)
駐車場
Parking Lot
東城内駐車場:約170台 最初1時間100円、2時間まで300円、以降400円

詳細記事:佐賀県の城・城跡・城址まとめ・一覧 / Japanese Castles in Saga ~日本100名城と天守のある城(現存天守、復元天守、復興天守、模擬天守)、天守の分類・種類・指定文化財などの観点でみる歴史的建造物、梅・桜・紅葉も楽しめる名所・スポット~

長崎県の城・城跡・城址 / Japanese Castles in Nagasaki

平戸城 / Hirado Jou[Hirado Castle]

平戸城の歴史と見どころ

平戸城は、慶長4年(1599年)に松浦鎮信(法印)によって築城が開始された平山城です。平戸藩松浦氏の居城として、約270年にわたり平戸地方の政治・経済・文化の中心として機能しました。

平戸は古くから海外貿易の拠点として栄え、特にオランダやポルトガルとの南蛮貿易で繁栄しました。そのため、平戸城の歴史には国際色豊かな文化交流の痕跡が数多く残されています。城からは平戸瀬戸を一望でき、かつての貿易船が行き交った海の風景を想像することができます。

現在の天守閣は昭和37年(1962年)に再建された模擬天守ですが、平戸の街並みと海を見渡せる絶景スポットとして人気があります。城内には松浦家ゆかりの武具や美術品、貿易関連の資料などが展示され、平戸の歴史を学ぶことができます。

春には桜が美しく、城と桜のコントラストが訪れる人々を魅了します。また、「日本100名城」に選定されており、城郭ファンや歴史愛好家にとって必見のスポットとなっています。

築城年
Year of Built
1599年
築城主
Founder
松浦鎮信
指定
Designation
日本100名城(Japan’s Top 100 Castles)
天守の分類・種類
Castle Tower Classification
模擬天守
住所
Address
長崎県平戸市岩の上町1458
地図
Map
地図(Map)
開城時間
Opening hours
8:30〜17:30
入城料
Admission fee
大人510円、高校生300円、小中学生200円
定休日
Holiday
12月30日、12月31日
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
松浦鉄道たびら平戸口駅より自動車(約10分)
駐車場
Parking Lot
約20台 無料(Free)

島原城 / Shimabara Jou[Shimabara Castle]

島原城の歴史と見どころ

島原城は、元和2年(1616年)から寛永元年(1624年)の間に、松倉重政によって約7年の歳月をかけて築城された平城です。五層の天守閣を中心に、大小の櫓を配した壮麗な城郭で、当時の高度な築城技術を今に伝えています。

島原城の歴史で最も重要なのは、寛永14年(1637年)に勃発した「島原の乱(島原・天草一揆)」との関わりです。過酷な年貢の取り立てとキリシタン弾圧に対する民衆の抵抗運動として始まったこの乱は、日本史上最大規模の一揆として知られ、島原城はその重要な舞台となりました。

現在の天守閣は昭和39年(1964年)に復興されたもので、内部は資料館となっています。キリシタン資料や郷土資料、民俗資料などが充実しており、島原の複雑な歴史を多角的に理解することができます。特にキリシタン関連の展示は貴重で、隠れキリシタンの信仰具や踏み絵など、当時の信仰の様子を物語る資料が展示されています。

城の石垣は高さ約5メートルの堀に囲まれ、総面積は約12万平方メートルに及びます。威風堂々とした白亜の天守閣と堅固な石垣は、当時の権威を象徴しており、360度のパノラマビューからは島原市街や有明海、さらには雲仙岳を一望することができます。

春には城内に約250本の桜が咲き誇り、「九州さくら名所」にも選ばれています。桜の季節には多くの花見客で賑わい、白い天守閣と桜のコントラストが絶景を作り出します。

築城年
Year of Built
1624年
築城主
Founder
松倉重政
指定
Designation
日本100名城(Japan’s Top 100 Castles)、島原市指定史跡(Shimabara City Historic Site)
天守の分類・種類
Castle Tower Classification
復興天守
住所
Address
長崎県島原市城内1丁目1183−1
地図
Map
地図(Map)
開城時間
Opening hours
9:00~17:30
入城料
Admission fee
大人540円、小・中・高生270円
定休日
Holiday
12月29日、12月30日
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
島原鉄道島原駅(徒歩約5分)
駐車場
Parking Lot
約90台 320円

詳細記事:長崎県の城・城跡・城址まとめ・一覧 / Japanese Castles in Nagasaki ~日本100名城と天守のある城(現存天守、復元天守、復興天守、模擬天守)、天守の分類・種類・指定文化財などの観点でみる歴史的建造物、梅・桜・紅葉も楽しめる名所・スポット~

熊本県の城・城跡・城址 / Japanese Castles in Kumamoto

熊本城 / Kumamoto Jou[Kumamoto Castle]

熊本城は、加藤清正が慶長6年(1601年)から7年の歳月をかけて完成させた、日本三名城の一つに数えられる名城です。「銀杏城」の別名でも知られ、壮大な石垣と重厚な天守が特徴です。

特に「武者返し」と呼ばれる反り返った石垣は、清正の築城技術の粋を示すものとして有名です。城内には大小天守のほか、櫓、門、塀などが建ち並び、最盛期には建造物の総数は120を超えたと言われています。

2016年4月の熊本地震により甚大な被害を受けましたが、現在は「復興のシンボル」として段階的な公開と修復作業が進められています。特別公開エリアでは復旧過程を見学でき、文化財保護の現場を間近に体感できる貴重な機会となっています。

見どころ:大天守・小天守、宇土櫓(重要文化財)、本丸御殿、二様の石垣、春の桜(約800本)

築城年
Year of Built
1469年〜1487年頃(千葉城・隈本城)
1601年〜1607年(熊本城として大改修)
築城主
Founder
千葉城:出田秀信、隈本城:鹿子木親員
熊本城:加藤清正
指定
Designation
日本100名城(Japan’s Top 100 Castles)
国の特別史跡(National Special Historic Site)
三名城(The Three Great Castles in Japan)
重要文化財13棟
天守の分類・種類
Castle Tower Classification
外観復元天守(大天守・小天守連結式)
住所
Address
〒860-0002 熊本県熊本市中央区本丸1-1
地図
Map
地図(Map)
開城時間
Opening hours
4月〜10月:8:30〜18:00(最終入園17:30)
11月〜3月:8:30〜17:00(最終入園16:30)
※特別公開エリアの見学は事前確認推奨
入城料
Admission fee
高校生以上:800円
小・中学生:300円
※復興状況により料金変動の可能性あり
定休日
Holiday
12月29日〜12月31日
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
熊本市電「熊本城・市役所前」電停下車、徒歩約10分
JR熊本駅から市電で約20分
駐車場
Parking Lot
二の丸駐車場:約160台
最初の2時間200円、以降100円/1時間
※桜の季節など繁忙期は周辺駐車場利用推奨

人吉城 / Hitoyoshi Jou[Hitoyoshi Castle]

人吉城は、鎌倉時代初期の建久9年(1198年)頃に相良長頼によって築かれ、以後明治維新まで約670年間にわたり相良氏が統治した城です。球磨川沿いの丘陵地に築かれた平山城で、天然の要害として機能しました。

城の特徴として、「はね出し石垣(武者返し)」と呼ばれる独特の石垣技術が見られます。これは熊本城と同様、敵の侵入を防ぐ工夫が施されたもので、人吉城の防御機能の高さを物語っています。

また、城内には地下室遺構があり、謎に包まれた用途について様々な説が議論されています。球磨川の清流と山々に囲まれた景観も美しく、春は桜、秋は紅葉の名所としても親しまれています。

2020年7月の豪雨災害で被害を受けましたが、復旧が進められており、球磨川流域の歴史と自然を感じられる貴重な史跡として価値を保っています。

見どころ:はね出し石垣、地下室遺構(謎の地下空間)、三日月紋の石垣、球磨川の景観、人吉城歴史館

築城年
Year of Built
1198年頃(建久9年)
※諸説あり:1204年〜1206年
築城主
Founder
相良長頼(さがら ながより)
指定
Designation
日本100名城(Japan’s Top 100 Castles)
国の史跡(National Historic Site)
天守の分類・種類
Castle Tower Classification
天守なし(本丸に三層櫓が存在したとされる)
住所
Address
〒868-0051 熊本県人吉市麓町
地図
Map
地図(Map)
開城時間
Opening hours
城跡:24時間散策自由
人吉城歴史館:9:00〜17:00(最終入館16:30)
入城料
Admission fee
城跡:無料(Free)
人吉城歴史館:一般200円、小中学生100円
定休日
Holiday
城跡:無休(Open all year round)
人吉城歴史館:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日〜1月3日
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
JR肥薩線「人吉駅」下車、徒歩約15分
くま川鉄道「人吉温泉駅」下車、徒歩約10分
駐車場
Parking Lot
人吉城歴史館駐車場:約50台 無料(Free)
※観光シーズンは混雑の可能性あり

詳細記事:熊本県の城・城跡・城址まとめ・一覧 / Japanese Castles in Kumamoto ~日本100名城と天守のある城(現存天守、復元天守、復興天守、模擬天守)、天守の分類・種類・指定文化財などの観点でみる歴史的建造物、梅・桜・紅葉も楽しめる名所・スポット~

大分県の城・城跡・城址 / Japanese Castles in Oita

大分府内城 / Oita Funai Jou[Funai Castle]

歴史と特徴

大分府内城は、1597年に福原直高によって築城された平城です。大分市の中心部に位置し、現在でも市民に親しまれる歴史的建造物として保存されています。「日本100名城」に選定され、大分県の指定史跡にも指定されている重要な文化財です。

江戸時代には大分藩の政庁として機能し、城下町の中心として栄えました。現在は、石垣や堀、櫓などが残され、当時の面影を偲ぶことができます。特に、復元された大手門や廊下橋は見応えがあり、写真撮影スポットとしても人気です。

城内は一年を通して無料で開放されており、地元の方々の散策路としても利用されています。春には桜が咲き誇り、お花見スポットとしても多くの観光客で賑わいます。

見どころとアクセス情報

大分駅から徒歩約15分とアクセスも良好で、観光の起点として最適です。周辺には大分市役所や商業施設もあり、観光と合わせて市内散策を楽しむことができます。

築城年
Year of Built
1597年
築城主
Founder
福原直高
指定
Designation
日本100名城(Japan’s Top 100 Castles)、大分県指定史跡(Oita Prefecture Historic Site)
天守の分類・種類
Castle Tower Classification
天守なし(現在は櫓が復元)
住所
Address
大分県大分市荷揚町4
地図
Map
地図(Map)
開城時間
Opening hours
24時間(外観のみ)
入城料
Admission fee
無料(Free)
定休日
Holiday
無休(Open all year round)
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
JR日豊線・大分駅(徒歩約15分)、JR日豊線・大分駅よりバス(約5分)「大分市役所前」下車(徒歩約5分)
駐車場
Parking Lot
周辺に有料駐車場あり

岡城 / Oka Jou[Oka Castle]

歴史と特徴

岡城は、1185年に緒方惟義によって築かれた山城で、大分県を代表する城跡の一つです。「日本100名城」に選定され、国の史跡にも指定されている重要な文化財です。標高325メートルの山上に築かれたこの城は、「天空の城」とも称される壮大な石垣が特徴です。

瀧廉太郎の名曲「荒城の月」のモデルとなった城としても有名で、その哀愁漂う雰囲気は多くの訪問者を魅了しています。現在、天守閣などの建造物は残っていませんが、見事な石垣が当時の威容を物語っています。特に本丸跡からの眺望は素晴らしく、竹田市街や阿蘇の山々を一望できます。

春には桜が咲き誇り、「さくら名所100選」にも選ばれています。秋の紅葉シーズンも美しく、四季を通じて訪れる価値のある城跡です。城内には約500本の桜が植えられており、石垣と桜のコントラストは圧巻の美しさです。

見どころとアクセス情報

城跡は広大で、じっくり見学すると2時間程度かかります。歩きやすい靴での訪問をおすすめします。料金所では城跡の詳しいマップが配布されており、効率よく見学することができます。また、「荒城の月」のメロディーが流れる巻物式の入場券は、記念品としても人気があります。

築城年
Year of Built
1185年
築城主
Founder
緒方惟義
指定
Designation
日本100名城(Japan’s Top 100 Castles)、国の史跡(National Historic Site)、さくら名所100選
天守の分類・種類
Castle Tower Classification
天守なし(石垣のみ現存)
住所
Address
大分県竹田市竹田2761
地図
Map
地図(Map)
開城時間
Opening hours
9:00〜17:00(料金所の営業時間)
入城料
Admission fee
大人300円、小・中学生150円
定休日
Holiday
12月31日〜1月3日
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
JR豊肥本線豊後竹田駅(徒歩約25分)、JR豊肥本線豊後竹田駅より自動車(約5分)、JR豊肥本線豊後竹田駅よりバス緒方・三重方面行(約5分)「岡城入口」下車(徒歩約15分)
駐車場
Parking Lot
約120台 無料(Free)

中津城 / Nakatsu Jou[Nakatsu Castle]

歴史と特徴

中津城は、1588年に黒田孝高(官兵衛)によって築城された平城です。日本三大水城の一つに数えられ、周防灘(豊前海)に面した海城として、その美しい姿が特徴です。黒田官兵衛は豊臣秀吉の軍師として活躍した名将で、その知略を活かした築城技術が随所に見られます。

現在の天守は1964年に建てられた模擬天守ですが、内部は歴史資料館として整備されており、黒田氏や奥平氏に関する貴重な資料が展示されています。特に、黒田官兵衛の生涯や中津藩の歴史について学ぶことができ、大河ドラマ「軍師官兵衛」の放映以降、観光客が増加しました。

城の石垣は、黒田氏時代と細川氏時代の石垣が混在しており、築城技術の変遷を観察できる貴重な遺構です。また、海に面した立地を活かし、潮の満ち引きを利用した防御システムが設計されていました。

見どころとアクセス情報

天守からは中津市街や周防灘を一望でき、特に夕暮れ時の景色は絶景です。春には桜、秋には紅葉が城を彩り、写真撮影スポットとしても人気があります。また、城の近くには福澤諭吉旧居や中津市歴史博物館もあり、合わせて観光することをおすすめします。

築城年
Year of Built
1588年
築城主
Founder
黒田孝高(黒田官兵衛)
指定
Designation
日本三大水城(The Three Great Water Castles)、中津市指定史跡
天守の分類・種類
Castle Tower Classification
模擬天守(1964年再建)
住所
Address
大分県中津市二ノ丁本丸
地図
Map
地図(Map)
開城時間
Opening hours
9:00〜17:00(入館は16:30まで)
入城料
Admission fee
大人(高校生以上)400円、子ども200円(未就学の乳幼児は無料(Free))
定休日
Holiday
無休(Open all year round)
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
JR日豊本線中津駅(徒歩約15分)、中津駅よりタクシー(約5分)
駐車場
Parking Lot
第一駐車場約30台、第二駐車場約100台 無料(Free)

杵築城 / Kitsuki Jou[Kitsuki Castle]

歴史と特徴

杵築城は、1393年に木付頼直によって築城された海城です。標高約30メートルの台山に築かれ、三方を海に囲まれた天然の要害でした。現在の天守は1970年に建てられた模擬天守ですが、その優美な姿は「九州の小京都」と称される杵築のシンボルとなっています。

杵築は、江戸時代の城下町の面影を色濃く残す町として知られ、武家屋敷や商家が並ぶ町並みは「国の重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。特に、坂道の両側に武家屋敷が立ち並ぶ「酢屋の坂」や「塩屋の坂」は、時代劇のロケ地としても使用される美しい景観を誇ります。

城内は資料館として整備されており、杵築藩の歴史や城下町の文化について学ぶことができます。最上階の展望台からは、別府湾や国東半島を一望でき、晴れた日には四国まで見渡すことができます。

見どころとアクセス情報

杵築城の魅力は、城そのものだけでなく、周辺の城下町散策にあります。レンタル着物のサービスもあり、着物を着て城下町を散策する体験が人気です。春には桜、秋には紅葉が楽しめ、フォトジェニックな風景を満喫できます。また、城下町には老舗の和菓子店や郷土料理を味わえる飲食店もあり、グルメも楽しめます。

築城年
Year of Built
1393年
築城主
Founder
木付頼直
指定
Designation
杵築市指定史跡
天守の分類・種類
Castle Tower Classification
模擬天守(1970年再建)
住所
Address
大分県杵築市杵築城山16−1
地図
Map
地図(Map)
開城時間
Opening hours
9:00~17:00(入館は16:30まで)
入城料
Admission fee
一般300円、小・中学生150円(城下町散策共通券もあり)
定休日
Holiday
無休(Open all year round)
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
JR日豊本線杵築駅よりバス(約20分)「杵築城」下車(徒歩約5分)、杵築駅よりタクシー(約15分)
駐車場
Parking Lot
約60台 無料(Free)

詳細記事:大分県の城・城跡・城址まとめ・一覧 / Japanese Castles in Oita ~日本100名城と天守のある城(現存天守、復元天守、復興天守、模擬天守)、天守の分類・種類・指定文化財などの観点でみる歴史的建造物、梅・桜・紅葉も楽しめる名所・スポット~

宮崎県の城・城跡・城址 / Japanese Castles in Miyazaki

日本には数多くの城・城跡・城址が残っており、古の時代の時代背景や暮らしなどの歴史を今に伝えてくれています。宮崎県は九州南部に位置し、島津氏や伊東氏といった戦国大名が激しく勢力を争った地域として知られています。県内には日本100名城に選定された飫肥城をはじめ、戦国時代から江戸時代にかけての歴史的建造物が数多く残されています。

特に最近では「日本100名城」も発表されたり、大河ドラマやCMの影響もあってメディアでも特集が組まれるなどお城の人気が高まってきています。宮崎県の城郭は、南九州特有の山城や平山城の形態を持ち、石垣や堀、曲輪などの遺構が良好に保存されているものも多く、歴史ファンや城郭ファンにとって見逃せないスポットとなっています。

飫肥城 / Obi Jou[Obi Castle]

飫肥城の歴史と見どころ

飫肥城は、日本100名城の一つに選定されている宮崎県を代表する名城です。南北朝時代に土持氏によって築城され、その後、伊東氏と島津氏の間で「飫肥の戦い」と呼ばれる激しい争奪戦が繰り広げられました。この争奪戦は約100年にも及び、城の所有者が何度も入れ替わるという戦国時代の激動の歴史を物語っています。

最終的に伊東氏が飫肥城を治めることとなり、江戸時代を通じて飫肥藩5万1千石の居城として栄えました。現在、城内には大手門、松尾の丸、藩校振徳堂などが復元されており、当時の城下町の雰囲気を色濃く残しています。特に松尾の丸は、江戸時代の書院造りの武家住宅を忠実に再現したもので、内部見学も可能です。

城下町は「九州の小京都」とも称され、石垣と白壁が美しい武家屋敷通りが続いています。春には約400本の桜が咲き誇り、桜の名所としても知られています。また、飫肥杉に囲まれた城跡は、自然と歴史が調和した景観を楽しむことができます。

観光のポイント

  • 食べ歩きチケット:城下町では「あゆみちゃんマップ」という食べ歩きチケットがあり、飫肥天(魚のすり身揚げ)や厚焼き卵などの郷土料理を楽しめます
  • 資料館:飫肥城歴史資料館では、伊東氏の歴史や飫肥藩の文化について詳しく学ぶことができます
  • 武家屋敷:旧伊東伝左衛門家や旧山本猪平家など、保存状態の良い武家屋敷が見学可能です
築城年
Year of Built
南北朝時代(14世紀中頃)
築城主
Founder
土持氏
指定
Designation
日本100名城(Japan’s Top 100 Castles)、日南市史跡(Nichinan City Historic Site)
天守の分類・種類
Castle Tower Classification
天守なし(大手門、松尾の丸等を復元)
住所
Address
〒889-2535 宮崎県日南市飫肥10丁目1-2
地図
Map
地図(Map)
開城時間
Opening hours
9:30~16:30(最終入場16:00)
入城料
Admission fee
大人600円、高校生・大学生450円、小学生・中学生350円
※共通券(松尾の丸、歴史資料館、小村記念館など7施設)
定休日
Holiday
12月29日、12月30日、12月31日
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
JR日南線飫肥駅より徒歩約15分
宮崎空港より車で約50分
駐車場
Parking Lot
飫肥城観光駐車場:約150台 無料(Free)
問い合わせ
Contact
飫肥城下町保存会 TEL: 0987-25-4533

綾城 / Aya Jou[Aya Castle]

綾城の歴史と見どころ

綾城は、1331年に細川義門によって築城されたとされる山城です。南北朝時代から戦国時代にかけて、肥後(熊本)から日向(宮崎)に進出した豪族たちの重要な拠点となりました。城は標高約150メートルの高台に位置し、周囲を見渡すことができる戦略的な要衝でした。

現在見られる天守は、1985年に日本最古の山城として伝わる縄張りをもとに復元された模擬天守です。コンクリート造りではありますが、室町時代初期の城郭建築様式を再現しており、当時の山城の姿を想像することができます。天守内部は資料館となっており、綾の歴史や城の変遷について展示されています。

城の周辺には照葉樹林が広がり、ユネスコエコパークにも登録されている綾の照葉樹林文化を感じることができます。春には桜、秋には紅葉が美しく、自然と歴史が融合した景観を楽しめるスポットとなっています。

観光のポイント

  • 天守からの眺望:最上階からは綾の町並みと照葉樹林の大自然を一望できます
  • 照葉大吊橋:近隣には世界最大級の照葉大吊橋があり、セットで観光するのがおすすめです
  • 綾の町並み:工芸品や有機野菜など、綾ならではの特産品を扱う店が立ち並びます
築城年
Year of Built
1331年(元弘元年)
築城主
Founder
細川義門
指定
Designation
綾町指定史跡
天守の分類・種類
Castle Tower Classification
模擬天守(1985年復元)
住所
Address
〒880-1302 宮崎県東諸県郡綾町北俣1012
地図
Map
地図(Map)
開城時間
Opening hours
10月~3月:9:00~17:00
4月〜9月:9:00~17:30
入城料
Admission fee
大人:350円、高校生:300円、小学生・中学生:250円
※団体割引あり(20名以上)
定休日
Holiday
無休(Open all year round)
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
JR日豊本線南宮崎駅よりバス(約50分)「麓」下車徒歩約10分
宮崎自動車道宮崎ICより車で約25分
駐車場
Parking Lot
約100台 無料(Free)
問い合わせ
Contact
綾城 TEL: 0985-77-1223

月山日和城 / Gassanhiwa Jou[Gassanhiwa Castle]

月山日和城の歴史と見どころ

月山日和城は、1331年から1334年の建武年間に肝属兼重によって築城されたと伝えられる山城です。都城盆地を見渡す標高192メートルの月山(がっさん)の頂に築かれ、中世から戦国時代にかけて肝属氏の居城として機能しました。

城の名前の由来は、月山という山の名前と、かつてこの地が「日和城」と呼ばれていたことから来ています。戦国時代には島津氏の勢力拡大に伴い、この地域も島津氏の支配下に入りましたが、城跡には中世山城の特徴を示す遺構が良好に残されています。

現在の天守は昭和時代に建てられた模擬天守で、内部は歴史資料館となっています。展示では、この地域の歴史や出土品、肝属氏にまつわる資料などが紹介されています。天守からは都城盆地を一望でき、かつての城主がこの地から領地を見渡していた様子を想像することができます。

観光のポイント

  • 土曜日は入場無料:土曜日に訪れると無料で見学できるお得な城です
  • 高城郷土資料館:城内の資料館では地域の歴史や考古資料が充実しています
  • 眺望:天守最上階からの都城盆地の眺めは絶景で、晴れた日には霧島連山も望めます
築城年
Year of Built
1331年〜1334年(建武年間)
築城主
Founder
肝属兼重
指定
Designation
都城市指定史跡
天守の分類・種類
Castle Tower Classification
模擬天守(昭和時代建築)
住所
Address
〒885-1102 宮崎県都城市高城町大井手2643
地図
Map
地図(Map)
開城時間
Opening hours
9:30~17:00(最終入場16:30)
入城料
Admission fee
土曜日:無料(Free)
その他の曜日:大人210円、高校生150円、小学生・中学生100円
定休日
Holiday
月曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日〜1月3日
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
JR西都城駅よりバス(約30分)「高城上町」下車徒歩約5分
JR山之口駅より車で約5分
宮崎自動車道都城ICより車で約25分
駐車場
Parking Lot
有り 無料(Free)
問い合わせ
Contact
月山日和城(高城郷土資料館) TEL: 0986-58-6139

天ケ城 / Amaga Jou[Amaga Castle]

天ケ城の歴史と見どころ

天ケ城は、関ヶ原の戦いの後、1600年に薩摩の英雄として知られる島津義弘によって築城された平山城です。島津義弘は、関ヶ原の戦いにおいて西軍として参戦し、敗戦後の撤退戦「島津の退き口」で名を馳せた武将として有名です。この天ケ城は、その義弘が築いた数少ない城の一つとして歴史的価値があります。

城は標高約120メートルの丘陵地に築かれ、大淀川の流れを利用した天然の要害となっていました。江戸時代には薩摩藩の外城として機能し、日向方面の防衛拠点としての役割を果たしました。現在の模擬天守は1989年に建てられたもので、歴史資料館として利用されています。

天守内部には、島津氏の歴史や甲冑、刀剣などの武具、地域の歴史資料が展示されています。特に島津義弘に関する資料は充実しており、関ヶ原の戦いや朝鮮出兵に関する展示も見応えがあります。また、城跡周辺は公園として整備されており、桜の名所としても知られています。

観光のポイント

  • 無料で見学可能:入城料が無料というのは非常に嬉しいポイントです
  • 島津義弘の資料:関ヶ原の戦いの英雄、島津義弘にまつわる貴重な資料が展示されています
  • 天ケ城公園:春には約1,300本の桜が咲き誇り、花見スポットとして多くの人で賑わいます
  • 歴史民俗資料館:併設の資料館では地域の民俗資料や考古資料も充実しています
築城年
Year of Built
1600年(慶長5年)
築城主
Founder
島津義弘
指定
Designation
宮崎市指定史跡
天守の分類・種類
Castle Tower Classification
模擬天守(1989年建築)
住所
Address
〒880-2221 宮崎県宮崎市高岡町内山3003−56
地図
Map
地図(Map)
開城時間
Opening hours
9:00~16:30(最終入場16:00)
入城料
Admission fee
無料(Free)
定休日
Holiday
月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日、12月29日~1月3日
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
JR日豊本線宮崎駅よりバス高岡行き(約40分)「高岡小入口」下車徒歩約15分
宮崎自動車道宮崎西ICより車で約15分
宮崎空港より車で約40分
駐車場
Parking Lot
約200台 無料(Free)
問い合わせ
Contact
天ケ城歴史民俗資料館 TEL: 0985-82-2950

詳細記事:宮崎県の城・城跡・城址まとめ・一覧 / Japanese Castles in Miyazaki ~日本100名城と天守のある城(現存天守、復元天守、復興天守、模擬天守)、天守の分類・種類・指定文化財などの観点でみる歴史的建造物、梅・桜・紅葉も楽しめる名所・スポット~

鹿児島県の城・城跡・城址 / Japanese Castles in Kagoshima

鹿児島城 / Kagoshima Jou[Kagoshima Castle]

築城年
Year of Built
1602年
築城主
Founder
島津忠恒
指定
Designation
日本100名城(Japan’s Top 100 Castles)、鹿児島県指定史跡(Kagoshima Prefecture Historic Site)
天守の分類・種類
Castle Tower Classification
天守なし(No Castle Tower)
住所
Address
鹿児島県鹿児島市城山町
地図
Map
地図(Map)
開城時間
Opening hours
24時間
入城料
Admission fee
無料(Free)
定休日
Holiday
無休(Open all year round)
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
JR日豊本線鹿児島駅(徒歩約15分)
駐車場
Parking Lot
黎明館駐車場:約125台 無料(Free)

詳細記事:鹿児島県の城・城跡・城址まとめ・一覧 / Japanese Castles in Kagoshima ~日本100名城と天守のある城(現存天守、復元天守、復興天守、模擬天守)、天守の分類・種類・指定文化財などの観点でみる歴史的建造物、梅・桜・紅葉も楽しめる名所・スポット~

沖縄県の城・城跡・城址 / Japanese Castles in Okinawa

今帰仁城(今帰仁グスク) / Nakijin Gusuku[Nakijin Castle]

今帰仁城の歴史と特徴

今帰仁城は、沖縄本島北部に位置する琉球王国統一以前の三山時代(14世紀)に、北山王の居城として築かれた大規模なグスクです。標高約100メートルの丘陵地に築かれ、その城壁の総延長は約1.5キロメートルにも及びます。

最大の見どころは、自然の地形を巧みに利用した美しい曲線を描く城壁です。特に「平郎門(へいろうもん)」から続く石垣は、沖縄のグスクの中でも最も美しいとされ、その優雅な曲線美は訪れる人々を魅了します。また、1月下旬から2月上旬にかけて開催される「今帰仁グスク桜まつり」では、約2万本のカンヒザクラが咲き誇り、夜間ライトアップも行われます。

1416年に中山王の尚巴志によって攻め落とされるまで、北山地域の政治・経済・文化の中心として重要な役割を果たしました。城内からは中国製の陶磁器なども多数出土しており、当時の国際交易の様子を知ることができます。

築城年
Year of Built
13世紀頃とされている
築城主
Founder
湧川按司とされている
指定
Designation
日本100名城(Japan’s Top 100 Castles)、国の史跡(National Historic Site)、世界遺産(World Heritage Site)
天守の分類・種類
Castle Tower Classification
グスク(琉球王国時代の城郭)のため天守なし
主な見どころ
Highlights
平郎門、主郭、志慶真門郭、大隅、カンヒザクラ(1月下旬~2月上旬)、城壁からの眺望
住所
Address
沖縄県国頭郡今帰仁村今泊5101
地図
Map
地図(Map)
開城時間
Opening hours
8:00~18:00(最終入場17:30)
入城料
Admission fee
大人400円、小中高生300円、小学生未満無料(Free)
定休日
Holiday
無休(Open all year round)
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
名護バスターミナルより沖縄バス(約45分)「今帰仁城跡入口」下車(徒歩約5分)、那覇空港から車で約90分
駐車場
Parking Lot
約320台 無料(Free)
所要時間
Time Required
約60~90分

中城城(中城グスク) / Nakagusuku Jou[Nakagusuku Castle]

中城城の歴史と特徴

中城城は、沖縄本島中部の標高約160メートルの丘陵地に位置し、6つの郭から成る規模の大きなグスクです。14世紀後半に先中城按司によって築城が始められ、15世紀に名将・護佐丸(ごさまる)によって現在の形に増築されました。

中城城の最大の特徴は、沖縄のグスクの中で最も保存状態が良く、築城技術の発展過程を見ることができる点です。城壁には「野面積み(のづらづみ)」「布積み」「相方積み」という3種類の異なる石積み技術が用いられており、時代による技術の進歩を実際に目で確認できます。

また、城内からは太平洋と東シナ海の両方を望むことができ、その絶景は「琉球一の眺望」とも称されます。特に一の郭からの360度パノラマビューは圧巻で、晴れた日には慶良間諸島まで見渡すことができます。ペリー提督の探検隊も1853年に訪れ、その精巧な石積み技術に驚嘆したという記録が残っています。

築城年
Year of Built
14世紀後半
築城主
Founder
先中城按司(増築:護佐丸)
指定
Designation
日本100名城(Japan’s Top 100 Castles)、国の史跡(National Historic Site)、世界遺産(World Heritage Site)
天守の分類・種類
Castle Tower Classification
グスク(琉球王国時代の城郭)のため天守なし
主な見どころ
Highlights
正門、一の郭、二の郭、三の郭、西の郭、南の郭、北の郭、アーチ門、多様な石積み技術、太平洋と東シナ海の眺望
住所
Address
沖縄県中頭郡北中城村大城503
地図
Map
地図(Map)
開城時間
Opening hours
10月~4月:8:30~17:00(最終入場16:30)、5月~9月:8:30~18:00(最終入場17:30)
入城料
Admission fee
大人400円、中学・高校生300円、小学生200円、小学生未満無料(Free)
定休日
Holiday
無休(Open all year round)
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
那覇バスターミナルより沖縄バス(約1時間)「安谷屋」下車(徒歩約20分)、那覇空港から車で約50分
駐車場
Parking Lot
約50台 無料(Free)
所要時間
Time Required
約60~90分

首里城(首里グスク) / Shuri Jou[Shuri Castle]

首里城の歴史と特徴

首里城は、琉球王国の政治・外交・文化の中心地として約450年間栄えた、沖縄を代表するグスクです。14世紀末頃に創建され、1429年から1879年の琉球処分まで、琉球国王の居城として使用されました。日本、中国、東南アジアの建築様式が融合した独特の文化遺産として、世界的にも高い評価を受けています。

2019年10月の火災により正殿を含む主要建物が焼失しましたが、現在は「見せる復興」をコンセプトに復元工事が進められており、工事の様子を見学することができます。復興過程を見守ることも、歴史の一部を体験する貴重な機会となっています。

首里城の特徴は、中国の影響を強く受けた鮮やかな朱色の建物と、琉球石灰岩で造られた城壁の組み合わせです。かつての正殿は、龍の装飾や唐破風など、琉球独自の装飾美が随所に施されていました。また、首里城公園として整備された敷地内には、守礼門、歓会門、瑞泉門など、多くの重要な門や建造物が残されており、琉球王国時代の雰囲気を今に伝えています。

守礼門に刻まれた「守禮之邦(しゅれいのくに)」の扁額は、「礼節を重んじる国」という琉球王国の理念を表しており、2000円札のデザインにも採用されています。首里城からは那覇市街を一望でき、かつての琉球国王が見た景色を想像することができます。

築城年
Year of Built
14世紀末頃
築城主
Founder
不明(Unknown)
指定
Designation
日本100名城(Japan’s Top 100 Castles)、国の史跡(National Historic Site)、世界遺産(World Heritage Site)※正殿等は2019年火災により焼失、現在復元工事中
天守の分類・種類
Castle Tower Classification
グスク(琉球王国時代の城郭)のため天守なし
主な見どころ
Highlights
守礼門、歓会門、瑞泉門、漏刻門、広福門、復元工事見学エリア、城壁、東のアザナ(展望台)、那覇市街の眺望
住所
Address
沖縄県那覇市首里金城町1丁目2
地図
Map
地図(Map)
開城時間
Opening hours
<無料(Free)区域>4月~6月:8:00~19:30、7月~9月:8:00~20:30、10月~11月:8:00~19:30、12月~3月:8:00~18:30
<有料区域>4月~6月:8:30~19:00、7月~9月:8:30~20:00、10月~11月:8:30~19:00、12月~3月:8:30~18:00
※復元工事の状況により変更される場合があります
入城料
Admission fee
大人400円、中人(高校生)300円、小人(小・中学生)160円、6歳未満無料(Free)
※復元工事期間中の料金。復元後は変更される可能性があります
定休日
Holiday
7月の第1水曜日とその翌日
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
沖縄都市モノレール「ゆいレール」首里駅下車(徒歩約15分)、那覇空港から車で約40分
駐車場
Parking Lot
首里杜館地下駐車場:約116台 最初の2時間320円、以降30分毎160円
所要時間
Time Required
約90~120分(復元工事見学を含む)

詳細記事:沖縄県の城・城跡・城址まとめ・一覧 / Japanese Castles in Okinawa ~日本100名城と天守のある城(現存天守、復元天守、復興天守、模擬天守)、天守の分類・種類・指定文化財などの観点でみる歴史的建造物、梅・桜・紅葉も楽しめる名所・スポット~

九州・沖縄地方の城めぐりプランニングガイド

九州・沖縄の城めぐりは九州新幹線(博多〜鹿児島中央)を軸に計画するのが効率的です。福岡城→熊本城→鹿児島城を新幹線で結ぶ「九州縦断城めぐりコース」(1泊2日〜2泊3日)が人気です。熊本城は復旧工事中のため見学エリアが限定されていますが、天守閣の内部見学は再開されています。沖縄のグスクは首里城(那覇バスで15〜20分)を起点に、レンタカーで中城城・勝連城・今帰仁城を巡る「沖縄グスクめぐり」(1泊2日)が充実したコースです。春の岡城(大分)の桜と荒城の月コンサート(4月初旬)は特別な城旅の体験となります。