[1986年開催(1985年映画作品対象)]第58回アカデミー賞(オスカー賞)受賞映画作品(ノミネート含む) まとめ・一覧 / List of Academy Awards(The Oscars) Nominees 〜アメリカ合衆国の優れた映画と関係者が毎年部門別に表彰されるAMPAS主催の映画賞〜
アカデミー賞(Academy Awards)とは、映画芸術科学アカデミー(AMPAS: Academy of Motion Picture Arts and Sciences)が主催する、世界で最も権威ある映画賞のひとつです。アメリカ合衆国における映画の健全な発展と、映画芸術・科学の品質向上を目的に、毎年キャストやスタッフなど映画制作に携わる関係者を部門別に表彰し、その優れた功績を讃えています。
受賞作品・受賞者には賞金は授与されませんが、映画業界の象徴ともいえる金色のオスカー像(Oscar statuette)が贈られることから、「オスカー賞(The Oscars)」の通称でも広く知られています。オスカー像は高さ約34cm、重さ約3.9kgのブロンズ合金製で、24金でメッキされており、その黄金に輝く姿は映画人にとって最高の栄誉の証です。
アカデミー賞の歴史は、世界三大映画祭(カンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭)よりも古く、第1回の授賞式は1929年5月16日にハリウッド・ルーズベルト・ホテルで開催されました。当時の出席者は約270名、式典はわずか15分で終了しましたが、以来90年以上にわたり毎年開催されており、現在では世界200以上の国と地域にテレビ中継され、数億人が視聴する映画界最大級のイベントへと成長しました。
アカデミー賞へのノミネートおよび受賞結果は世界各国で大きく報道されるため、対象映画の興行成績やストリーミング配信の視聴数にも多大な影響を及ぼします。「オスカー効果(Oscar Bump)」と呼ばれるこの現象により、受賞作品は興行収入が大幅に増加するとも言われています。映画界で著名なプロデューサー、監督、脚本家、俳優、批評家などで構成されるアカデミー会員による投票で選出されるため、その評価は映画史における重要な指標となっています。
本記事では、1986年3月24日(現地時間)にアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスのドロシー・チャンドラー・パビリオン(Dorothy Chandler Pavilion)で開催された第58回アカデミー賞授賞式(58th Academy Awards / 1985年公開映画作品が対象)の全受賞作品およびノミネート作品を、主要部門から技術部門まで網羅的に紹介します。第58回授賞式の司会は、ジェーン・フォンダ(Jane Fonda)、アラン・アルダ(Alan Alda)、ロビン・ウィリアムズ(Robin Williams)の3名が務め、華やかなステージで1985年の映画界の功績を讃えました。
第58回アカデミー賞(1986年)のハイライト
第58回アカデミー賞は、映画史において数々の記録と話題を生んだ年として広く知られています。シドニー・ポラック(Sydney Pollack)監督、メリル・ストリープ(Meryl Streep)、ロバート・レッドフォード(Robert Redford)主演の叙事詩的ドラマ『愛と哀しみの果て(Out of Africa)』が作品賞・監督賞を含む最多7部門を受賞し、この年のアカデミー賞を代表する作品となりました。デンマークの作家イサク・ディネーセン(Karen Blixen)の自伝的回想録を原作とし、20世紀初頭のケニアの壮大な自然を背景にしたラブストーリーは、世界中の映画ファンを魅了しました。
また、黒澤明(Akira Kurosawa)監督の『乱(Ran)』が監督賞を含む4部門にノミネートされ、ワダ・エミ(Emi Wada)が衣裳デザイン賞を受賞するという快挙を成し遂げました。シェイクスピアの『リア王』を日本の戦国時代に翻案したこの壮大な歴史劇は、東西の文化を見事に融合させた傑作として世界的に高く評価されています。
さらに、スティーヴン・スピルバーグ(Steven Spielberg)監督の『カラーパープル(The Color Purple)』は11部門にノミネートされながら1部門も受賞できないという結果に終わり、アカデミー賞史上でも特筆すべき出来事として語り継がれています。ウーピー・ゴールドバーグ(Whoopi Goldberg)やオプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)のスクリーンデビュー作でもあり、現在では映画史に残る傑作として再評価されている作品です。
このほか、ロバート・ゼメキス(Robert Zemeckis)監督の大ヒットSF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back to the Future)』が音響編集賞を受賞し、テリー・ギリアム(Terry Gilliam)監督のディストピア映画『未来世紀ブラジル(Brazil)』やピーター・ウィアー(Peter Weir)監督の『刑事ジョン・ブック 目撃者(Witness)』など、多彩なジャンルの名作がノミネートされた年でもありました。
[1986年開催(1985年映画作品対象)]第58回アカデミー賞(オスカー賞)受賞映画作品(ノミネート含む) まとめ・一覧 / List of Academy Awards(The Oscars) Nominees 〜アメリカ合衆国の優れた映画と関係者が毎年部門別に表彰されるAMPAS主催の映画賞〜
作品賞 / Sakuhin Shou[Best Picture]
| 受賞 Winner |
愛と哀しみの果て[Out of Africa] |
| ノミネート Nominees |
カラーパープル[The Color Purple] |
監督賞 / Kantoku Shou[Best Director]
| 受賞 Winner |
愛と哀しみの果て[Out of Africa] |
| ノミネート Nominees |
蜘蛛女のキス[Kiss of the Spider Woman] |
主演男優賞 / Shuen Danyuh Shou[Best Actor]
| 受賞 Winner |
蜘蛛女のキス[Kiss of the Spider Woman] |
| ノミネート Nominees |
刑事ジョン・ブック 目撃者[Witness] |
主演女優賞 / Shuen Danyuh Shou[Best Actress]
| 受賞 Winner |
バウンティフルへの旅[The Trip to Bountiful] |
| ノミネート Nominees |
アグネス[Agnes of God] |
助演男優賞 / Joen Danyuh Shou[Best Supporting Actor]
| 受賞 Winner |
コクーン[Cocoon] |
| ノミネート Nominees |
愛と哀しみの果て[Out of Africa] |
助演女優賞 / Joen Joyuh Shou[Best Supporting Actress]
| 受賞 Winner |
女と男の名誉[Prizzi’s Honor] |
| ノミネート Nominees |
カラーパープル[The Color Purple] |
脚本賞 / Kyakuhon Shou[Best Screenplay Written Directly for the Screen]
| 受賞 Winner |
刑事ジョン・ブック 目撃者[Witness] |
| ノミネート Nominees |
バック・トゥ・ザ・フューチャー[Back to the Future] |
脚色賞 / Kyakushoku Shou[Best Screenplay Based on Material Previously Produced or Published]
| 受賞 Winner |
愛と哀しみの果て[Out of Africa] |
| ノミネート Nominees |
カラーパープル[The Color Purple] |
外国語映画賞 / Gaikokugo Eiga Shou[Best Foreign Language Film]
| 受賞 Winner |
オフィシャル・ストーリー[The Official Story] |
| ノミネート Nominees |
Angry Harvest |
長編ドキュメンタリー映画賞 / Chouhen Documentary Eiga Shou[Best Documentary Feature]
| 受賞 Winner |
Broken Rainbow |
| ノミネート Nominees |
Las Madres: The Mothers of Plaza de Mayo |
短編ドキュメンタリー映画賞 / Tanpen Documentary Eiga Shou[Best Documentary Short Subject]
| 受賞 Winner |
Witness to War: Dr. Charlie Clements ⇒ デヴィッド・グッドマン[David Goodman] |
| ノミネート Nominees |
The Courage to Care ⇒ ロバート・H・ガードナー[Robert H. Gardner] |
短編映画賞 / Tanpen Eiga Shou[Best Live Action Short Film]
| 受賞 Winner |
Molly’s Pilgrim |
| ノミネート Nominees |
Graffiti |
短編アニメ賞 / Tanpen Anime Shou[Best Animated Short Film]
| 受賞 Winner |
Anna & Bella |
| ノミネート Nominees |
The Big Snit |
作曲賞 / Sakkyoku Shou[Best Original Score]
| 受賞 Winner |
愛と哀しみの果て[Out of Africa] |
| ノミネート Nominees |
アグネス[Agnes of God] |
歌曲賞 / Kashou Shou[Best Original Song]
| 受賞 Winner |
“Say You, Say Me" – ホワイトナイツ/白夜[White Nights] |
| ノミネート Nominees |
“Miss Celie’s Blues (Sister)" – カラーパープル[The Color Purple] |
音響編集賞 / Onkyou Henshuh Shou[Best Sound Effects Editing]
| 受賞 Winner |
バック・トゥ・ザ・フューチャー[Back to the Future] |
| ノミネート Nominees |
レディホーク[Ladyhawke] |
録音賞 / Rokuon Shou[Best Sound]
| 受賞 Winner |
愛と哀しみの果て[Out of Africa] |
| ノミネート Nominees |
バック・トゥ・ザ・フューチャー[Back to the Future] |
美術賞 / Bijutsu Shou[Best Art Direction]
| 受賞 Winner |
愛と哀しみの果て[Out of Africa] |
| ノミネート Nominees |
未来世紀ブラジル[Brazil] |
撮影賞 / Satsuei Shou[Best Cinematography]
| 受賞 Winner |
愛と哀しみの果て[Out of Africa] |
| ノミネート Nominees |
カラーパープル[The Color Purple] |
メイクアップ賞 / Makeup Shou[Best Makeup]
| 受賞 Winner |
マスク[Mask] |
| ノミネート Nominees |
カラーパープル[The Color Purple] |
衣裳デザイン賞 / Ishou Design Shou[Best Costume Design]
| 受賞 Winner |
乱[Ran] |
| ノミネート Nominees |
カラーパープル[The Color Purple] |
編集賞 / Henshuh Shou[Best Film Editing]
| 受賞 Winner |
刑事ジョン・ブック 目撃者[Witness] |
| ノミネート Nominees |
コーラスライン[A Chorus Line] |
視覚効果賞 / Shikaku Kouka Shou[Best Visual Effects]
| 受賞 Winner |
コクーン[Cocoon] |
| ノミネート Nominees |
オズ[Return to Oz] |
第58回アカデミー賞(1986年開催)の総括と見どころ ― 映画史に刻まれた記録的な一年
第58回アカデミー賞(1986年3月24日開催・1985年公開作品対象)は、映画史においても特筆すべき年として記憶されています。『愛と哀しみの果て』の圧倒的な7冠達成、黒澤明監督『乱』による日本映画の世界的評価、そして『カラーパープル』の11部門ノミネート無冠という衝撃的な結果など、語り継がれるドラマが数多く生まれました。以下に、この年のアカデミー賞の主な見どころを詳しく解説します。
『愛と哀しみの果て(Out of Africa)』が最多7冠を達成 ― 1986年アカデミー賞の頂点
シドニー・ポラック(Sydney Pollack)監督、メリル・ストリープ(Meryl Streep)、ロバート・レッドフォード(Robert Redford)主演の『愛と哀しみの果て(Out of Africa)』は、作品賞、監督賞、脚色賞、撮影賞、作曲賞、録音賞、美術賞の7部門で受賞しました。デンマークの作家イサク・ディネーセン(Karen Blixen)の回想録を原作とし、20世紀初頭のケニアを舞台にした壮大なラブストーリーは、デヴィッド・ワトキン(David Watkin)による息をのむようなアフリカの大地の撮影と、ジョン・バリー(John Barry)による名スコアが高く評価されました。メリル・ストリープはデンマーク訛りの英語を完璧に操り、孤高の女性の半生を情感豊かに演じ切っています。
日本映画の快挙 ― 黒澤明『乱(Ran)』とワダ・エミの衣裳デザイン賞受賞
黒澤明(Akira Kurosawa)監督の『乱(Ran)』は、シェイクスピアの四大悲劇のひとつ『リア王(King Lear)』を日本の戦国時代に翻案した壮大な歴史劇です。監督賞・美術賞・撮影賞・衣裳デザイン賞の4部門にノミネートされ、ワダ・エミ(Emi Wada)が衣裳デザイン賞を受賞しました。ワダ・エミが手がけた色彩豊かで緻密な戦国武将の衣裳は、赤・黄・青の三色を基調に各武将の性格と運命を視覚的に象徴する芸術作品であり、東洋と西洋の美意識を融合したデザインとして世界的に絶賛されました。日本人として衣裳デザイン賞を受賞したのはワダ・エミが初めてであり、この快挙は日本映画界にとって大きな誇りとなっています。なお、当時75歳の黒澤明監督が監督賞にノミネートされたことも、映画界における彼の国際的な評価を改めて示すものでした。
『カラーパープル(The Color Purple)』11部門ノミネートで無冠の衝撃
スティーヴン・スピルバーグ(Steven Spielberg)監督の『カラーパープル(The Color Purple)』は、アリス・ウォーカー(Alice Walker)の1983年ピューリッツァー賞受賞小説を映画化した作品で、作品賞・主演女優賞・助演女優賞(2名)をはじめ11部門にノミネートされました。しかし、1部門も受賞できないという結果に終わり、アカデミー賞史上でも最多ノミネート無冠記録のひとつとして語り継がれています。なお、スピルバーグ自身は監督賞にノミネートすらされず、この点も大きな議論を呼びました。20世紀前半のアメリカ南部を舞台に、アフリカ系アメリカ人女性セリーの過酷な人生と自己解放を描いたこの作品は、ウーピー・ゴールドバーグ(Whoopi Goldberg)やオプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)のスクリーンデビュー作であり、現在では映画史に残る傑作として再評価されています。
注目の演技賞 ― ベテランの悲願達成と新星の輝き
主演男優賞は、『蜘蛛女のキス(Kiss of the Spider Woman)』のウィリアム・ハート(William Hurt)が受賞しました。南米の刑務所を舞台に、政治犯とゲイの映画ファンの交流を描いたこのブラジル・アメリカ合作映画で、ハートは繊細かつ大胆な演技を披露し、同性愛者の役柄でオスカーを受賞した先駆的な俳優のひとりとなりました。
主演女優賞は、ジェラルディン・ペイジ(Geraldine Page)が『バウンティフルへの旅(The Trip to Bountiful)』で受賞。ペイジはそれまで7回ノミネートされながら無冠でしたが、8回目のノミネートでついにオスカーを手にしました。この「悲願の受賞」は授賞式でもひときわ大きな感動を呼び、会場全体がスタンディングオベーションで祝福しました。
助演男優賞は『コクーン(Cocoon)』のドン・アメチー(Don Ameche)が受賞。77歳での受賞は当時の助演男優賞における最高齢記録でした。助演女優賞は『女と男の名誉(Prizzi’s Honor)』のアンジェリカ・ヒューストン(Anjelica Huston)が受賞し、父ジョン・ヒューストン(John Huston)監督との親子共演作での栄冠となりました。ヒューストン家は祖父ウォルター、父ジョン、そしてアンジェリカと三世代にわたるオスカー受賞者の映画一家です。
1985年の映画界を彩った多彩な名作たち
第58回アカデミー賞にノミネートされた作品群は、ドラマ、SF、コメディ、ファンタジーなど多彩なジャンルにわたっています。ロバート・ゼメキス(Robert Zemeckis)監督の『バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back to the Future)』は脚本賞・歌曲賞・音響編集賞・録音賞にノミネートされ、音響編集賞を受賞しました。マイケル・J・フォックス(Michael J. Fox)主演のこのSFアドベンチャーは世界興行収入3億8,000万ドル以上を記録し、1985年の最大のヒット作となりました。
テリー・ギリアム(Terry Gilliam)監督のディストピア映画『未来世紀ブラジル(Brazil)』は脚本賞と美術賞にノミネートされ、その独創的なビジュアルと風刺的な世界観でカルト的な人気を獲得しました。ピーター・ウィアー(Peter Weir)監督の『刑事ジョン・ブック 目撃者(Witness)』は脚本賞と編集賞を受賞し、ハリソン・フォード(Harrison Ford)の演技も主演男優賞にノミネートされました。アーミッシュの共同体を舞台にしたこのスリラーは、アクション俳優としてのイメージが強かったフォードの演技力を再評価させる作品となっています。
また、歌曲賞ではライオネル・リッチー(Lionel Richie)の「Say You, Say Me」(『ホワイトナイツ/白夜(White Nights)』)が受賞し、Billboard Hot 100でも4週連続1位を記録する大ヒットとなりました。ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース(Huey Lewis and the News)の「The Power of Love」(『バック・トゥ・ザ・フューチャー』)もノミネートされるなど、1985年は映画音楽においても豊作の年でした。
第58回アカデミー賞の特別賞・名誉賞
第58回アカデミー賞では、ポール・ニューマン(Paul Newman)に名誉賞(Honorary Award)が贈られました。長年にわたる映画界への多大な貢献と、俳優としての卓越した功績が讃えられたものです。なお、ニューマンはこの翌年、『ハスラー2(The Color of Money)』で念願の主演男優賞を初受賞することになります。また、アレックス・ノース(Alex North)に音楽分野での功績を讃える名誉賞が贈られました。
第58回アカデミー賞 よくある質問(FAQ)
Q. 第58回アカデミー賞の授賞式はいつ、どこで開催されましたか?
A. 1986年3月24日(現地時間)にアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスのドロシー・チャンドラー・パビリオン(Dorothy Chandler Pavilion)で開催されました。司会はジェーン・フォンダ(Jane Fonda)、アラン・アルダ(Alan Alda)、ロビン・ウィリアムズ(Robin Williams)の3名が務めました。
Q. 第58回アカデミー賞で最多受賞した作品は何ですか?
A. 『愛と哀しみの果て(Out of Africa)』が作品賞、監督賞、脚色賞、撮影賞、作曲賞、録音賞、美術賞の7部門で受賞し、最多受賞作品となりました。シドニー・ポラック(Sydney Pollack)監督にとっても初のアカデミー監督賞受賞です。
Q. 第58回アカデミー賞で最多ノミネートされた作品は何ですか?
A. 『カラーパープル(The Color Purple)』と『愛と哀しみの果て(Out of Africa)』がそれぞれ11部門にノミネートされました。『愛と哀しみの果て』は7部門を受賞しましたが、『カラーパープル』は1部門も受賞できず、アカデミー賞史上でも異例の結果として知られています。
Q. 第58回アカデミー賞で日本関連の受賞・ノミネートはありましたか?
A. 黒澤明(Akira Kurosawa)監督の『乱(Ran)』が監督賞・美術賞・撮影賞・衣裳デザイン賞の4部門にノミネートされ、ワダ・エミ(Emi Wada)が衣裳デザイン賞を受賞しました。日本人による衣裳デザイン賞の受賞はこれが初めてであり、日本映画の技術力と芸術性が世界的に認められた歴史的な出来事です。
Q. 第58回アカデミー賞の外国語映画賞を受賞した作品は何ですか?
A. アルゼンチン映画『オフィシャル・ストーリー(The Official Story)』が受賞しました。ルイス・プエンソ(Luis Puenzo)監督のこの作品は、アルゼンチン軍事政権下での「汚い戦争(Guerra Sucia)」を題材にした社会派ドラマで、アルゼンチン映画として初のアカデミー賞受賞作品となりました。
Q. 第58回アカデミー賞で名誉賞を受賞したのは誰ですか?
A. ポール・ニューマン(Paul Newman)が長年の映画界への貢献を讃えられて名誉賞を受賞しました。また、作曲家のアレックス・ノース(Alex North)にも音楽分野での功績を讃える名誉賞が贈られました。

