中国地方の国宝(建造物) 一覧・まとめ / National Treasure of Japanese Buildings in Chugoku ~厳島神社・三仏寺投入堂・出雲大社・松江城・瑠璃光寺五重塔~

3月 13, 2026Japan,National Treasure,Travel

親記事:日本全国・都道府県の国宝(建造物) 一覧・まとめ / National Treasure of Japanese Buildings in Japan ~旅行のみどころになる日本国民の宝と指定された神社、寺、城、住宅等の重要文化財~

中国地方の国宝(建造物) 一覧・まとめ / National Treasure of Japanese Buildings in Chugoku

中国地方の国宝建造物の特徴と歴史的背景

中国地方は鳥取・島根・岡山・広島・山口の5県からなり、現在16件の国宝建造物が指定されています。中国地方の国宝建造物は、地理的・歴史的多様性を反映した独特の個性を持つ名建築が揃っており、その中でも世界遺産・厳島神社(広島)と三仏寺奥院「投入堂」(鳥取)が特に高い国際的・国内的評価を誇っています。

鳥取県三朝町の三仏寺奥院(投入堂)は、垂直の岩壁の窪みに建てられた建物の「どうやって建てたのか」という謎と危険なアクセスで「日本一危険な国宝」として知られ、修験道の聖地として独特の存在感を放っています。島根県の出雲大社本殿は縁結びの神・大国主命を祀る大社造の最高峰として全国から参拝者を集め、神魂神社本殿は現存最古の大社造建築として神社建築史上最重要の遺構です。松江城天守は2015年に国宝指定を受けた現存天守として最も新しい国宝天守です。

広島県では7件の国宝建造物を擁し、中でも世界遺産「厳島神社」(1996年登録)の本社本殿・摂社客神社・廻廊などの建物群が海上に佇む圧倒的な景観とともに国際的な知名度を誇っています。山口県の瑠璃光寺五重塔(1442年)は「西の京」萩・山口を代表する名建築として、また功山寺仏殿は中国地方最古の禅宗様建築として高い評価を受けています。

鳥取県の国宝(建造物) / National Treasure of Japanese Buildings in Tottori

鳥取県の国宝建造物は1件が指定されており、三朝(みささ)町の三徳山三仏寺の奥院(投入堂)がその唯一の国宝建造物です。「日本一危険な国宝」として知られるこの建物へのアクセスは険しい山道の登山を必要とし、正式な参拝には鎖場を含む岩壁登り装備が求められます。

→鳥取県の国宝(建造物) 詳細ページ

三仏寺奥院(投入堂)/ Sanbutsuji Temple Okuin (Nageire-do)

三仏寺奥院(投入堂)は、鳥取県東伯郡三朝町三徳に所在する天台宗の寺院・三仏寺の奥院で、垂直に切り立った断崖絶壁の岩窟に建てられた平安後期の懸造(かけづくり)建築の奇跡です。「役行者(えんのぎょうじゃ)が法力で投げ入れた」という伝説から「投入堂」と呼ばれており、奈良時代の創建とも伝えられていますが、現在の建物は平安時代後期(11〜12世紀頃)のものとされています。

建物は正面三間・側面二間の小規模な仏堂で、岩壁の窪みに複数の柱(掛け柱)を立てて建物を支える「懸造」の技法によって垂直の岩壁に固定されています。地上から見上げると岩壁の高みに小さく見える投入堂の姿は、人智を超えた神秘を感じさせます。参拝には三徳山の参道(登山道)を1時間以上かけて登る必要があり、険しい「鎖坂」「馬の背」「文殊堂」「地蔵堂」などの岩場を越えた先に投入堂が現れます。鎖場通過には登山装備(ヘルメット・ワラジ)の着用が義務付けられており、安全のため単独参拝は禁止されています。

2007年の「日本の絶景100選」選定以来、国内外から多くの訪問者を集めており、「一生に一度は参拝したい国宝」として圧倒的な人気を誇っています。毎年3月には「かじか蛙が鳴くまで参拝禁止」とされており、季節に応じた参拝ルールが設けられています。

種別
Type
国宝・近世以前・寺院(仏堂・懸造)
時代
Period
平安後期(11〜12世紀頃)
指定年月日
Designated
1952年(昭和27年)3月29日
住所
Address
鳥取県東伯郡三朝町三徳1010
地図
Map
地図(Map)
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
JR山陰本線・倉吉駅から日本交通バス「三朝温泉」行き乗り換え「三徳山三仏寺」下車(計約55分)
URL
URL
https://www.mitokusan.jp/

島根県の国宝(建造物) / National Treasure of Japanese Buildings in Shimane

島根県の国宝建造物は3件が指定されており、全国に縁結びの神様として知られる出雲大社の本殿、現存最古の大社造建築・神魂神社本殿、そして近年(2015年)国宝に指定された松江城天守が揃っています。「神の国・出雲」として知られる島根県の古代信仰と近世城郭建築の両面を代表する国宝建造物群です。

→島根県の国宝(建造物) 詳細ページ

出雲大社本殿 / Izumo Taisha Grand Shrine Main Shrine

出雲大社本殿は、島根県出雲市大社町杵築東に鎮座する出雲大社の本殿で、延享元年(1744年)に造営された大社造(たいしゃづくり)の最高峰です。縁結びの神・大国主命(おおくにぬしのみこと)を祀る出雲大社は、全国から縁結び・良縁祈願の参拝者が集まる日本最大級の神社です。大社造は伊勢神宮の神明造・住吉大社の住吉造と並ぶ最古の神社建築様式で、本殿は高さ24メートルの偉容を誇ります。

本殿の構造は独特の「妻入り」形式で、切妻造・檜皮葺の大屋根が印象的です。正面入口が長辺ではなく妻側(短辺)に設けられる大社造の形式は、「神社建築の源流」とも称されます。本殿は「御本殿」と呼ばれ通常は非公開ですが、60年ごとの「式年遷宮」の際に特別参拝が可能となります(直近の遷宮は平成20年・2008年)。古代には高さ48メートル(あるいはそれ以上)に達した「大古出雲大社」の伝承があり、境内からその柱の遺構が発見されて話題を呼びました。

種別
Type
国宝・近世以前・神社(大社造)
時代
Period
江戸中期 延享元年(1744年)
指定年月日
Designated
1952年(昭和27年)3月29日
住所
Address
島根県出雲市大社町杵築東195
地図
Map
地図(Map)
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
一畑電車大社線 出雲大社前駅から徒歩約7分
URL
URL
https://www.izumooyashiro.or.jp/

神魂神社本殿 / Kamosu Jinja Shrine Main Shrine

神魂神社本殿は、島根県松江市大庭町に鎮座する神魂神社(かもすじんじゃ)の本殿で、天正11年(1583年)に造営された現存最古の大社造建築です。出雲大社本殿と同じ大社造形式で建てられており、切妻造・妻入り・檜皮葺の端正な姿は、大社造の古様(古い様式)を今に伝える神社建築史上最重要の遺構です。

「神魂」の読みは「かもす」であり、出雲地方の古代信仰・出雲国造家の祖先神を祀る由緒ある神社です。境内は静かな山間の杜の中に位置し、鳥居をくぐると長い石段の先に古色を帯びた本殿が姿を現します。出雲大社本殿(江戸中期1744年)より150年以上古い現存最古の大社造として、神社建築の発展を理解する上で欠かせない遺構です。

種別
Type
国宝・近世以前・神社(大社造)
時代
Period
安土桃山 天正11年(1583年)
指定年月日
Designated
1952年(昭和27年)3月29日
住所
Address
島根県松江市大庭町563
地図
Map
地図(Map)
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
JR山陰本線 松江駅から一畑バス「神魂神社」バス停下車、徒歩約3分
URL
URL
しまね観光ナビ(神魂神社)

松江城天守 / Matsue Castle Tower

松江城天守は、島根県松江市殿町に所在する松江城の天守で、慶長16年(1611年)に築城された現存12天守の一つで、2015年に国宝指定を受けた最も新しい国宝天守です。天守内部で発見された「天守祭文棟札(てんしゅさいもんむなふだ)」の存在が1611年の創建を確認する重要証拠となり、長年懸案であった国宝指定が実現しました。

四重五階・地下一階の天守は、三日月堀(みかづきぼり)・石垣・城山の緑との組み合わせが美しく、宍道湖(しんじこ)の夕景を望む松江城は「水の都・松江」を代表するランドマークです。天守内部には槍や鉄砲などの武器を収蔵した「武具の間」や「花倉の間」など各種展示が充実しており、松江藩の歴史を学ぶことができます。桜の季節の城山公園は松江随一の花見スポットとして賑わいます。

種別
Type
国宝・近世以前・城郭(現存天守)
時代
Period
江戸初期 慶長16年(1611年)
指定年月日
Designated
2015年(平成27年)7月8日
住所
Address
島根県松江市殿町1-5
地図
Map
地図(Map)
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
JR山陰本線 松江駅から一畑バス「国宝松江城(大手前)」下車徒歩約5分、またはレイクラインバス利用
URL
URL
https://www.matsue-tourism.com/m_castle/

岡山県の国宝(建造物) / National Treasure of Japanese Buildings in Okayama

岡山県の国宝建造物は2件が指定されており、吉備路の古社・吉備津神社の本殿及び拝殿と、江戸時代の学問所遺構・旧閑谷学校講堂が指定を受けています。日本に唯一の建築様式「吉備津造」を実現した吉備津神社と、江戸の教育遺産として高い価値を持つ旧閑谷学校は、岡山県の文化的豊かさを示す重要な遺産です。

→岡山県の国宝(建造物) 詳細ページ

吉備津神社本殿及び拝殿 / Kibitsu Jinja Shrine Main Hall and Oratory

吉備津神社本殿及び拝殿は、岡山県岡山市北区吉備津に鎮座する備中国一宮・吉備津神社の本殿と拝殿で、応永32年(1425年)に建立された日本に唯一の「吉備津造(比翼入母屋造)」の建築です。本殿と拝殿が一体となった独特の形式で、入母屋造の屋根が前後に連なる「比翼入母屋造」は、他に類例のない吉備津神社だけの建築様式として建築史上の孤品とされています。

吉備津神社は「桃太郎」伝説の元となった吉備の国の大英雄・吉備津彦命(きびつひこのみこと)を祀る社で、岡山県屈指の大社として多くの参拝者を集めています。全長360メートルに及ぶ廻廊(重要文化財)は岡山を代表する景観の一つで、桜の季節には特に美しい光景が広がります。

種別
Type
国宝・近世以前・神社(吉備津造)
時代
Period
室町前期 応永32年(1425年)
指定年月日
Designated
1952年(昭和27年)3月29日
住所
Address
岡山県岡山市北区吉備津931
地図
Map
地図(Map)
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
JR吉備線 吉備津駅から徒歩約10分
URL
URL
https://kibitsuhiko.or.jp/

旧閑谷学校講堂 / Old Shizutani School Lecture Hall

旧閑谷学校講堂は、岡山県備前市閑谷に所在する閑谷学校(しずたにがっこう)の講堂で、元禄14年(1701年)に完成した日本最古の庶民のための学校建築(講堂)です。備前藩主・池田光政が藩士だけでなく庶民の子弟にも開かれた学校として1670年(寛文10年)に創設し、講堂は日本建築の最高技術を結集した建物として完成しました。

講堂は中国・朝鮮の建築様式の影響を受けた独特の形式で、磨き上げられた「閑谷石」(備前焼の石材)を用いた石造の基壇・石塀と、備前焼瓦の屋根が印象的な外観を呈しています。内部の床は漆塗りで、230年以上を経た現在もその輝きを保っています。毎年秋の「閑谷学校もみじ祭」では孔子祭(釈奠)が執り行われ、2,200本のメタセコイアの並木が黄葉する景観は圧巻です。

種別
Type
国宝・近世以前・学校建築(講堂)
時代
Period
江戸中期 元禄14年(1701年)
指定年月日
Designated
1953年(昭和28年)11月14日
住所
Address
岡山県備前市閑谷784
地図
Map
地図(Map)
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
JR赤穂線 吉永駅からタクシー約15分、または備前市コミュニティバス利用
URL
URL
https://shizutani.jp/

広島県の国宝(建造物) / National Treasure of Japanese Buildings in Hiroshima

広島県は中国地方最多の7件の国宝建造物を擁し、世界遺産・厳島神社(1996年登録)の建築群が世界的な知名度を誇ります。厳島神社の本社本殿・摂社客神社・廻廊・高舞台をはじめ、向上寺三重塔・浄土寺本堂・多宝塔・不動院金堂・明王院本堂・五重塔が広島県の国宝建造物を構成しています。

→広島県の国宝(建造物) 詳細ページ

厳島神社(世界遺産)/ Itsukushima Shrine

厳島神社は、広島県廿日市市宮島町に所在する全国で約500社の厳島神社の総本社で、仁安3年(1168年)に平清盛が造営した平安時代の海上社殿建築の傑作です。宮島(厳島)の海面上に建つ朱色の大鳥居・本社本殿・摂社客神社・廻廊・高舞台が満潮時に海に浮かぶように見える景観は、「日本三景」の一つとして国内外に知られた絶景です。1996年にユネスコ世界遺産に登録されています。

本社(本殿・幣殿・拝殿・祓殿)は平安時代の寝殿造の要素を取り入れた独特の海上神殿建築で、朱塗りの柱と白木の床板・高欄の組み合わせが海の碧さと対照をなす美しさは世界的に評価されています。毎年8月の「管絃祭」には数十艘の船が松明を灯しながら海上を行き交う幻想的な光景が繰り広げられます。

種別
Type
国宝・近世以前・神社(海上社殿建築、本社本殿・摂社客神社・廻廊・高舞台など)
時代
Period
平安後期 仁安3年(1168年)造営、現在の主要建物は室町〜江戸の再建
指定年月日
Designated
1952年(昭和27年)3月29日ほか
住所
Address
広島県廿日市市宮島町1-1
地図
Map
地図(Map)
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
JR山陽本線 宮島口駅からフェリー約10分「宮島桟橋」下車、徒歩約15分
URL
URL
https://www.itsukushimajinja.jp/

広島県のその他の国宝建造物

建造物名所在地時代特徴
向上寺三重塔尾道市瀬戸田町(生口島)室町前期 応永11年(1404年)生口島・瀬戸田に立つ瀬戸内の古刹・向上寺の三重塔。境内から瀬戸内海の絶景を望む
浄土寺本堂尾道市東久保町南北朝 建武4年(1337年)尾道を代表する古刹・浄土寺の本堂。天竺様(大仏様)と和様の折衷
浄土寺多宝塔尾道市東久保町南北朝 建武4年(1337年)浄土寺本堂と同時期に建立された多宝塔
不動院金堂広島市東区牛田新町室町後期 天文18年(1549年)広島市内唯一の国宝建造物。毛利元就が父の菩提のために建立
明王院本堂福山市草戸町南北朝 至徳3年(1386年)鎌倉末期から南北朝期の寺院建築の優品
明王院五重塔福山市草戸町南北朝 康永3年(1344年)本堂と対をなす五重塔。広島県東部に残る中世の塔建築

山口県の国宝(建造物) / National Treasure of Japanese Buildings in Yamaguchi

山口県の国宝建造物は3件が指定されており、日本三名塔に数えられる瑠璃光寺五重塔・鎌倉時代の禅宗様傑作・功山寺仏殿・そして鎌倉時代の住吉神社本殿が指定を受けています。「西の京」とも呼ばれた室町〜戦国時代の山口(大内氏の城下町)を中心に、山陽・山陰を結ぶ交通の要衝として独自の建築文化を育んできた山口の国宝建造物群です。

→山口県の国宝(建造物) 詳細ページ

瑠璃光寺五重塔 / Ruriko-ji Temple Five-Storied Pagoda

瑠璃光寺五重塔は、山口県山口市香山町に所在する曹洞宗の寺院・瑠璃光寺の五重塔で、嘉吉2年(1442年)に大内盛見(おおうちもりみ)の菩提を弔うために建立された「西の京・山口」を代表する名建築です。法隆寺の塔・醍醐寺の塔と並んで「日本三名塔」の一つに数えられており、均整のとれた美しいフォルムと良質な用材による精巧な造作が特徴です。

三間五重塔婆・桧皮葺で、高さ約31.2メートル。各層の屋根の反り(むくり)と軒先の跳ね上がりが美しいバランスを保っており、朝霧の中に浮かぶ姿や夜間のライトアップは格別の美しさを見せます。境内の池に映る姿(逆さ五重塔)も見どころの一つで、「香山公園」として整備された公園の中心的スポットとして多くの訪問者を集めています。

種別
Type
国宝・近世以前・寺院(五重塔)
時代
Period
室町前期 嘉吉2年(1442年)
指定年月日
Designated
1952年(昭和27年)3月29日
住所
Address
山口県山口市香山町7-1
地図
Map
地図(Map)
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
JR山口線 山口駅から山口市コミュニティバス「香山公園五重塔」下車すぐ
URL
URL
https://www.rurikoji.com/

功山寺仏殿 / Kosanji Temple Buddha Hall

功山寺仏殿は、山口県下関市長府川端に所在する曹洞宗の寺院・功山寺の仏殿で、元応2年(1320年)に建立された中国地方最古の禅宗様(唐様)建築です。三間三面・宝形造・茅葺の小規模な建物ですが、禅宗様の詰組・海老虹梁・花頭窓・桟唐戸など鎌倉時代の禅宗建築の特色が忠実に表現されており、建築史上重要な位置を占めています。幕末には奇兵隊の隊士が集結した長府の古刹として、長州藩・明治維新の歴史とも深い縁を持ちます。

種別
Type
国宝・近世以前・寺院(仏殿・禅宗様)
時代
Period
鎌倉後期 元応2年(1320年)
指定年月日
Designated
1952年(昭和27年)3月29日
住所
Address
山口県下関市長府川端2丁目3-1
地図
Map
地図(Map)
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
JR山陽本線 長府駅からサンデン交通バス「城下町長府」下車、徒歩約10分
URL
URL
下関市公式サイト(功山寺)

住吉神社本殿 / Sumiyoshi Jinja Shrine Main Shrine

住吉神社本殿は、山口県下関市一の宮住吉に鎮座する長門国一宮・住吉神社の本殿で、応安3年(1370年)に建立された室町時代の住吉造の優れた遺構です。大阪の住吉大社と同じ住吉造形式(切妻造・平入・妻側に置かれた千木と堅魚木が特徴)の本殿で、4棟の主要社殿が参道を取り囲む独特の配置をとっています。下関市の古社として地域の信仰を集める一宮です。

種別
Type
国宝・近世以前・神社(住吉造)
時代
Period
室町前期 応安3年(1370年)
指定年月日
Designated
1952年(昭和27年)3月29日
住所
Address
山口県下関市一の宮住吉1丁目11-1
地図
Map
地図(Map)
アクセス・最寄り駅
Access, Nearest station
JR山陽本線 新下関駅からタクシー約10分
URL
URL
下関市公式サイト(住吉神社)

中国地方の国宝建造物を巡る旅行ガイド

山陰エリア(鳥取・島根)

投入堂(鳥取・三朝)・出雲大社・神魂神社・松江城(島根)を巡る山陰ルートは1〜2泊が必要です。鳥取・米子・松江・出雲を結ぶJR山陰本線・一畑電車を活用すると効率よくアクセスできます。松江では「縁結びの神様」出雲大社と合わせて1泊の宿泊を挟むプランがおすすめです。三朝温泉(三仏寺投入堂の近く)は世界屈指のラドン泉として知られる名湯で、参拝後の疲れを癒すのに最適です。

山陽エリア(岡山・広島)

吉備津神社・旧閑谷学校(岡山)・厳島神社・浄土寺・向上寺(広島)を巡る山陽ルートは2〜3日あると充実した観光ができます。新幹線停車駅・広島を起点に宮島(厳島)へのフェリーアクセスが便利です。尾道市(向上寺・浄土寺)は「尾道水道」沿いの景観と坂道・寺院巡りで人気の観光地であり、しまなみ海道サイクリングとの組み合わせもおすすめです。

山口エリア

瑠璃光寺五重塔・功山寺仏殿・住吉神社(下関)は山口市・下関市にそれぞれ位置しており、新幹線を活用すれば大阪・広島方面から日帰りでのアクセスも可能です。山口市内の瑠璃光寺は城下町の風情と五重塔の美しさを組み合わせた山口観光の中心スポットです。