秋田県の大学博物館 一覧・まとめ – 殆どが無料で混雑しない、貴重な展示物や体験がある穴場の博物館・美術館 / University Museums in Akita 〜住所、地図、開場時間、入場料、定休日、アクセス・最寄り駅、駐車場、URL、電話番号〜
世界には様々な博物館がありますが、有名な所は見所は沢山あるものの、入館まで長い時間待ったり、混雑してゆっくり所蔵品が見れなかったりと100%魅力を堪能することができないことも多々あります。
その一方で大学などに設置されている大学博物館は専門分野の貴重な品々が収蔵されており、その殆どが無料で入館できて空いていることが多く、ゆっくりと所蔵品を楽しむことができます。
今回はそんな貴重な展示物や体験がある穴場の大学博物館(大学美術館)を紹介します。
秋田県の大学博物館 一覧・まとめ – 殆どが無料で混雑しない、貴重な展示物や体験がある穴場の博物館・美術館 / University Museums in Akita 〜住所、地図、開場時間、入場料、定休日、アクセス・最寄り駅、駐車場、URL、電話番号〜
秋田県は日本の東北地方に位置し、豊かな自然と長い歴史に恵まれた地域です。なまはげや竿燈まつり、乳頭温泉郷、角館の武家屋敷通りなど観光資源が豊富ですが、学術・文化面でも見逃せない施設があります。秋田県内の大学に併設された博物館は、地域の産業や自然科学に深く根ざした専門的なコレクションを有しており、観光ガイドブックには載りにくい隠れた文化スポットとして注目されています。
特に秋田県は、かつて日本有数の鉱山地帯として栄えた歴史を持ちます。院内銀山や阿仁鉱山をはじめ、数多くの金属鉱山が近世から近代にかけて操業しており、その鉱業の歴史と技術を学術的に保存・研究してきたのが秋田大学です。こうした背景から、秋田県の大学博物館には鉱物学・地質学の分野で全国的にも類を見ない貴重なコレクションが収蔵されています。
大学博物館ならではの魅力として、以下の点が挙げられます。
- 入館料が非常に安い、または無料 – 秋田大学鉱業博物館は大人100円、高校生以下は無料で入館できます
- 混雑が少なくゆっくり鑑賞できる – 一般の観光施設と比べて来館者が少ないため、展示物を間近でじっくり観察できます
- 専門性の高い展示 – 大学の研究成果に基づいた学術的価値の高い展示が揃っています
- 教育プログラムやイベント – 特別展や体験学習など、子どもから大人まで楽しめる催しが企画されることがあります
秋田県を訪れる際には、温泉や郷土料理を楽しむだけでなく、知的好奇心を満たしてくれる大学博物館にもぜひ足を運んでみてください。以下に秋田県内の大学博物館の詳細情報をまとめています。
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秋田大学鉱業博物館 / Akita Daigaku Kougyou Hakubutsukan[Mining Museum of Akita University]
秋田大学鉱業博物館は、1961年(昭和36年)に秋田大学鉱山学部(現・国際資源学部)の附属施設として開館した、日本国内でも数少ない鉱業・地質学専門の大学博物館です。秋田大学は1910年の秋田鉱山専門学校を前身とし、100年以上にわたり鉱山学・資源学の教育研究を行ってきた歴史があります。その長い歴史の中で蓄積された膨大な学術標本コレクションを一般に公開しているのがこの博物館です。
主な展示内容と見どころ
博物館は3階建ての建物で構成されており、各フロアにテーマ別の展示が配置されています。
- 鉱物・岩石標本 – 国内外から収集された約3,500点以上の鉱物標本が展示されています。黄鉄鉱や水晶、方鉛鉱など身近な鉱物から、希少な鉱物まで幅広く所蔵しており、鉱物の美しさと多様性を体感できます。特に秋田県内の鉱山から産出した標本は、地域の鉱業史を物語る貴重な資料です。
- 化石コレクション – アンモナイトや三葉虫をはじめとする古生物の化石が数多く展示されています。恐竜の歯の化石や、秋田県内で発見された植物化石など、地球の生命の歴史を辿ることができる展示構成になっています。
- 鉱山技術と歴史 – かつて日本の近代化を支えた鉱業の歴史と技術について、採掘道具や鉱山模型、写真資料などを通じて学ぶことができます。秋田県が日本の鉱業発展にどのように貢献してきたかを理解できる、地域の歴史教育としても価値のある展示です。
- 宝石・貴石の展示 – ダイヤモンド、ルビー、エメラルドなどの宝石原石も展示されており、鉱物が宝石としてどのように加工・利用されるかを知ることができます。
おすすめの訪問ポイント
秋田大学鉱業博物館を訪れる際に知っておきたいポイントをご紹介します。
- 所要時間の目安 – 展示をじっくり見て回ると約60〜90分程度が目安です。鉱物に興味がある方はさらに時間をかけて楽しめます。
- 家族連れにおすすめ – 鉱物や化石は子どもの知的好奇心を刺激する展示が多く、夏休みの自由研究のテーマ探しにも最適です。入館料も高校生以下は無料なので、家計にも優しい施設です。
- 秋田大学キャンパス内の散策 – 博物館は秋田大学手形キャンパス内にあり、緑豊かなキャンパスの雰囲気も合わせて楽しむことができます。
- 周辺観光との組み合わせ – JR秋田駅から比較的近いため、千秋公園(久保田城跡)や秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館)など、秋田市中心部の観光スポットと合わせて訪問することができます。
施設情報
| 住所 Address |
秋田県秋田市手形字大沢28番地の2 |
| 地図 Map |
地図(Map) |
| 開場時間 Opening hours |
9:00〜16:00 |
| 入場料 Admission fee |
大人100円、高校生以下無料 |
| 定休日 Holiday |
年末年始(12月26日~1月5日) |
| アクセス・最寄り駅 Access, Nearest station |
JR秋田駅よりバス大学病院行き(約15分)「鉱業博物館」下車(徒歩約5分) |
| 駐車場 Parking Lot |
約20台 無料 |
| URL URL |
https://www.mus.akita-u.ac.jp/ |
| 電話番号 Phone number |
018-889-2461(+81 18-889-2461) |
秋田県の大学博物館を訪れる際のアドバイス
秋田県の大学博物館をより楽しむためのアドバイスをまとめました。
アクセスについて
秋田大学鉱業博物館はJR秋田駅からバスで約15分とアクセスしやすい立地にあります。車の場合は無料駐車場(約20台分)を利用できますが、大学キャンパス内のため、授業期間中は混雑することがあります。公共交通機関の利用がおすすめです。秋田空港からは秋田駅までリムジンバスで約40分、秋田新幹線「こまち」を利用すれば東京駅から秋田駅まで直通で移動できます。
おすすめの季節
秋田県の大学博物館は屋内施設のため、天候に左右されず一年を通じて訪問できます。特に以下の時期がおすすめです。
- 春(4月〜5月) – 桜の名所・千秋公園と組み合わせた訪問が楽しめます
- 夏(7月〜8月) – 竿燈まつり(8月上旬)の時期に合わせれば、祭りと博物館の両方を楽しめます。また、子どもの夏休みの学習にも最適です
- 秋(9月〜11月) – 角館の紅葉や抱返り渓谷の紅葉と合わせた秋田観光プランに組み込めます
- 冬(12月〜3月) – 雪の多い秋田では屋内観光スポットとして重宝します。ただし年末年始(12月26日〜1月5日)は休館となるため注意が必要です
大学博物館と合わせて訪れたい秋田の観光スポット
大学博物館の見学と合わせて、秋田県ならではの観光も楽しんでみてはいかがでしょうか。秋田市内には千秋公園、秋田県立美術館(藤田嗣治の大壁画「秋田の行事」を所蔵)、赤れんが郷土館など見どころが多数あります。少し足を延ばせば、男鹿半島のなまはげ体験や、田沢湖・乳頭温泉郷での温泉巡り、横手のかまくら(冬季)など、秋田県全域で多彩な体験が待っています。
まとめ
秋田県の大学博物館は、秋田大学鉱業博物館を中心に、鉱物・地質学分野で全国的にも高い学術的価値を持つコレクションを公開しています。大人100円・高校生以下無料という手頃な入館料で、混雑を気にせずじっくりと鑑賞できるのは大学博物館ならではの魅力です。秋田県を訪れる際は、温泉や郷土料理、伝統行事に加えて、知的好奇心を満たす大学博物館もぜひ旅の計画に加えてみてください。

