地震対策グッズ、避難グッズ、防災グッズ・非常時持ち出し品まとめ・一覧 〜首都東京直下型地震・南海トラフ地震に対する必要最低限の持ち物・備え・準備・用意〜

4月 19, 2016Daily Life,Disaster Management,Products

はじめに:日本の地震活動の現状と地震対策の重要性

以前の記事、「噴火対策グッズ、避難グッズ、防災グッズ・非常時持ち出し品まとめ・一覧 〜活火山(富士山、箱根山、浅間山、蔵王山、阿蘇山、桜島など)の噴火に対する必要最低限の持ち物・備え・準備〜
でも触れましたが、東日本大震災以降、地震や噴火のニュースが以前より多くなったように感じています。

それはただ単にメディアが取り上げる回数が増えたわけではなく実数として増えているのだと思います。

最近の火山噴火関連のニュースを挙げてみると、

2016年4月16日:阿蘇山噴火
2015年9月14日:阿蘇山噴火
2015年8月15日:桜島噴火警戒レベル4引き上げ
2015年6月30日:箱根山噴火警戒レベル3へ引き上げ
2015年5月29日:口永良部島噴火
2014年9月27日:御嶽山噴火
2013年11月20日:西之島噴火

などが挙げられます。また、最近の地震関連のニュースでは、

2016年4月14日、2016年4月16日:最大震度6強〜7の熊本県熊本地方を震源とする地震
2015年9月12日:震度5弱の東京湾を震源とする地震
2015年5月30日:全47都道府県で震度1以上の揺れを観測した小笠原諸島西方沖地震

など最近まで感じたことがないような地域での地震も増えてきています。さらに海外でも、

2016年4月16日:エクアドル大地震
2015年09月17日:チリ中部沖地震
2015年7月28日:インドネシア・パプアニューギニア付近地震

など環太平洋火山帯も活発になってきているようです。

このような状況のなか注目されているのが、東京直下型大地震、南海トラフ巨大地震、活火山(富士山、箱根山、浅間山、蔵王山、阿蘇山、桜島など)の噴火です。

地殻変動が激しい日本という国でこれらの災害はいずれ起こると見られている中で私達はどのような対策をすれば良いのでしょうか。

今回は地震、火山噴火という大枠の中でも地震に関する避難準備、防災グッズについてまとめてみました。

日本の地震リスクの現状

日本は世界有数の地震国であり、年間約1,500回以上の有感地震が発生しています。特に東日本大震災(2011年3月11日)以降、日本列島全体の地殻変動が活発化し、専門家は以下の巨大地震の発生を警告しています:

  • 首都直下地震:今後30年以内の発生確率70%、最大死者数約2万3,000人
  • 南海トラフ巨大地震:今後30年以内の発生確率70〜80%、最大死者数約32万3,000人
  • 千島海溝・日本海溝沿いの巨大地震:最大死者数約19万9,000人

過去の主な巨大地震

平成以降の大地震:

  • 2011年3月11日:東日本大震災(M9.0、死者・行方不明者約1万8,000人)
  • 2016年4月14日・16日:熊本地震(M7.3、最大震度7)
  • 2004年10月23日:新潟県中越地震(M6.8、最大震度7)
  • 1995年1月17日:阪神・淡路大震災(M7.3、死者6,434人)

歴史的な巨大地震:

  • 1923年9月1日:関東大震災(M7.9、死者・行方不明者約10万5,000人)
  • 1707年10月28日:宝永地震(M8.6、南海トラフ、死者約2万人)
  • 1854年12月23日・24日:安政東海地震・南海地震(M8.4、死者約3,000人)

巨大地震で想定される被害

首都直下地震の場合:

  • 建物被害:全壊・焼失約61万棟
  • 避難者:発災1日後約700万人
  • 帰宅困難者:約650万人
  • 経済被害:約95兆円
  • ライフライン停止:電気、ガス、水道が数週間〜数ヶ月

南海トラフ巨大地震の場合:

  • 建物被害:全壊・焼失約238万棟
  • 避難者:発災1週間後約950万人
  • 津波被害:最大34m(高知県)
  • 経済被害:約220兆円
  • 広範囲での長期的なライフライン停止

このような壊滅的な被害が想定される中で、私たち一人ひとりが適切な地震対策を講じることが極めて重要です。本記事では、地震発生時に必要な防災グッズを詳しく解説します。


地震対策の2つの対策シナリオ

首都東京直下型地震・南海トラフ地震など巨大地震が起きた際の防災対策は、大きく分けて2つのシナリオに備える必要があります:

シナリオ1:緊急避難・避難所生活対策

建物の倒壊や火災、津波などの危険から逃れるため、または自宅が損壊して住めなくなった場合に避難所で生活するための準備。数日から数週間、場合によっては数ヶ月の避難所生活を想定する必要があります。

シナリオ2:在宅避難・ライフライン停止時の生活対策

自宅建物は無事だが、電気・ガス・水道などのライフラインが停止した状態で自宅で生活を送るための準備。大規模地震では復旧まで数週間から数ヶ月かかることも想定されます。


緊急避難対策グッズ(シナリオ1対応)

1. 非常持ち出し袋(リュックサック)【最重要】

なぜ必要か

地震発生時、自宅から緊急避難する際に必要最低限の物資を素早く持ち出すために不可欠です。両手が自由になるリュックサック型が最適です。

選び方のポイント

  • 容量:30〜40L程度
  • 耐久性:破れにくい素材
  • 防水性:雨天時対応
  • 反射材付き:夜間の視認性向上
  • 複数ポケット:整理しやすい
  • 腰ベルト付き:重量分散

重量の目安

  • 男性:15kg以下
  • 女性:10kg以下
  • 高齢者・子ども:体重の10〜15%以下

保管場所

  • 玄関近く(すぐに持ち出せる場所)
  • 寝室(夜間の地震に備える)
  • 車のトランク(外出先での被災に備える)

防災リュック 商品一覧


2. 懐中電灯・ヘッドライト【最重要】

なぜ必要か

地震による停電は必ず発生します:

  • 送電設備の損壊
  • 変電所の機能停止
  • 配電線の断線
  • 数日〜数週間の停電も想定
  • 夜間の避難時に必須

懐中電灯の選び方

  • LED式(電池長持ち、明るい)
  • 明るさ:100ルーメン以上
  • 連続点灯時間:10時間以上
  • 防水機能付き(IPX4以上)
  • 単3電池使用(入手しやすい)
  • 落下に強い構造

ヘッドライトの利点

  • 両手が自由に使える
  • 避難時の安全性向上
  • 瓦礫の除去作業に便利
  • 応急処置時に両手使用可能
  • 夜間調理に便利

準備すべき数

  • 各部屋に1つ(最低3〜4個)
  • 枕元に1つ
  • 非常持ち出し袋に1つ
  • ヘッドライト(家族全員分)

使用上の注意

  • 定期的に点灯確認(月1回)
  • 電池の液漏れチェック
  • 予備電池の準備
  • スマートフォンのライトは緊急連絡用に温存

懐中電灯 商品一覧
ヘッドライト 商品一覧


3. ラジオ(手回し充電機能付き推奨)【最重要】

なぜ必要か

大規模地震時の情報収集手段:

  • テレビ視聴不可(停電)
  • インターネット接続不安定(通信障害)
  • スマートフォンの電池温存
  • 最も信頼性の高い情報源
  • 広域災害情報の入手

選び方のポイント

  • AM/FM両対応(NHKラジオ受信必須)
  • 手回し充電機能(電池切れ対策)
  • ソーラー充電機能(併用推奨)
  • USB充電出力(スマホ充電可能)
  • LED懐中電灯内蔵(多機能)
  • 防水防塵(悪天候対応)
  • サイレン機能(救助要請用)

入手すべき重要情報

  • 余震情報
  • 津波警報・注意報
  • 避難指示・勧告
  • ライフライン復旧情報
  • 支援物資配布場所
  • 交通情報
  • 安否確認方法
  • 給水・炊き出し情報

使用上のコツ

  • イヤホン使用で電池節約
  • 重要情報をメモ
  • 家族で情報共有
  • デマ情報に注意

ラジオ 商品一覧


4. 防滴多機能LEDライト【最推奨】

オールインワンの利点

上記の懐中電灯とラジオの機能を統合し、さらに多機能な製品が理想的です:

主な機能:

  1. LED懐中電灯(高輝度15球以上)
  2. AM/FMラジオ
  3. 手回し充電(内蔵バッテリー)
  4. ソーラー充電
  5. 乾電池駆動(単3×3本)
  6. USB充電出力(スマホ充電)
  7. サイレン機能(救助要請)
  8. 防水防塵(IP54規格以上)

なぜ最推奨か

  • 電源の多様性:手回し、ソーラー、乾電池、USB充電の4way
  • 長時間使用可能:電池切れの心配が少ない
  • 救助要請機能:サイレンで居場所を知らせる
  • スマホ充電可能:緊急連絡手段を確保
  • コンパクト:持ち運びやすい(重量300〜500g)
  • 耐久性:防水・防塵で悪天候でも使用可能
  • コストパフォーマンス:複数機能を1台で

使用シーン

  • 避難所での生活(情報収集+照明)
  • 自宅での停電時
  • 瓦礫に閉じ込められた時(サイレン)
  • 夜間の避難時(懐中電灯)
  • スマホのバッテリー切れ時(充電)
  • 余震情報の確認(ラジオ)

詳しくは参考記事を参照してください:
参考記事:避難防災グッズに最適な防滴多機能LEDライト〜懐中電灯、ラジオ、手回し充電、USBスマホ充電、サイレン、防水、内蔵充電池・乾電池切替起動の一体型〜

防滴多機能LEDライト 商品一覧


5. 飲料水【最重要】

必要量の目安

  • 1人1日3リットルが基本
  • 最低3日分:1人9リットル
  • 推奨1週間分:1人21リットル
  • 理想は2週間分:1人42リットル
  • 4人家族の場合:168リットル(2L×84本)が理想

地震時に水道が止まる理由

  • 配水管の破損・断裂
  • 浄水場の損壊
  • 停電による給水ポンプ停止
  • 水源施設の被災
  • 水質汚染
  • 復旧まで数週間〜数ヶ月かかる可能性

保管方法

  • 直射日光を避ける
  • 冷暗所に保管
  • 床から離して保管(湿気対策)
  • 分散保管(複数箇所に分けて保管)
  • ローリングストックで常に新鮮

ローリングストック方式の実践

  1. 日常的に使用するミネラルウォーターを多めに購入(1〜2ヶ月分)
  2. 古いものから消費
  3. 消費した分を買い足し
  4. 常に一定量を備蓄

この方法なら:

  • 賞味期限切れを防げる
  • 特別な管理不要
  • 日常生活に組み込める
  • いつでも新鮮な水を確保

おすすめのミネラルウォーター

参考記事:安心して飲めるミネラルウォーター「四季の恵み 自然湧水 岐阜・養老」

  • 軟水(日本人に合う、料理にも使える)
  • 2Lボトル(使いやすいサイズ)
  • ケース買いでコスパ良好
  • 長期保存可能(2年程度)

追加の給水手段

  • ウォーターバッグ(給水所での水運搬用)
  • 浄水器(生活用水の浄化)
  • 給水タンク(自宅保管用)

ミネラルウォーター 商品一覧


6. 非常食・食料【最重要】

必要量の目安

  • 最低3日分(救援物資到達までの目安)
  • 推奨1週間分(大規模災害対応)
  • 理想は2週間分(南海トラフ級対応)
  • 1日3食×人数分

地震時の食料問題

  • スーパー・コンビニの在庫不足
  • 流通網の麻痺
  • 調理設備の使用不可(ガス・電気停止)
  • 避難所での食料不足
  • 救援物資到達の遅延

従来の非常食の問題点

  • 賞味期限管理が面倒
  • 日常的に消費しにくい
  • 味が好みでない場合も
  • 高価(5年保存食など)
  • 消費期限切れで廃棄

ローリングストック型非常食の利点

  • 日常的に消費できる
  • 賞味期限切れを防げる
  • コストパフォーマンス良好
  • 継ぎ足しが簡単
  • 食べ慣れた味
  • 心理的ストレス軽減

おすすめの備蓄食料

1. 栄養機能食品(栄養バー、カロリーメイトなど)

利点:

  • 1年程度の賞味期限
  • 小腹が空いた時に消費
  • 栄養バランス良好
  • 保管場所を取らない
  • すぐに食べられる(調理不要)
  • 個包装で管理しやすい

非常食 商品一覧

2. レトルト食品

  • カレー、シチュー、丼の素、パスタソース
  • 温めなくても食べられる
  • 賞味期限1〜2年
  • 日常的にも消費しやすい
  • 種類が豊富で飽きない

3. 缶詰

  • ツナ缶、サバ缶、コーン缶、果物缶
  • 賞味期限3年程度
  • タンパク質・ビタミン補給
  • そのまま食べられる
  • 缶切り不要タイプ推奨

4. 乾麺・インスタント食品

  • カップ麺、即席麺
  • パスタ(茹で時間短いもの)
  • そうめん、うどん
  • 乾燥餅
  • お湯があれば調理可能

5. アルファ米

  • 水またはお湯で戻せる
  • 5年保存可能
  • 味のバリエーション豊富
  • スプーン付きで便利

6. 菓子類

  • チョコレート、飴、ビスケット
  • エネルギー補給
  • 心理的な慰め
  • 子どもの不安軽減

7. 調味料・調理用品

  • 塩、砂糖、醤油、味噌
  • カセットコンロ+ボンベ(最低6本)
  • 簡易調理器具(鍋、フライパン)
  • 紙皿、紙コップ、割り箸
  • ラップ(皿に巻いて洗い物削減)

バランスの良い備蓄例(4人家族・1週間分)

  • アルファ米:28食分
  • レトルトカレー:20袋
  • 缶詰:各種30缶
  • カップ麺:20個
  • 栄養バー:50本
  • ビスケット・クラッカー:10箱
  • チョコレート:10枚

備蓄食料の保管場所

  • 冷暗所(温度変化の少ない場所)
  • 湿気の少ない場所
  • 取り出しやすい場所
  • 分散保管(リスク分散:玄関、寝室、車など)
  • 1次持ち出し袋にも少量

7. 簡易トイレ【最重要】

なぜ必要か

大規模地震時のトイレ問題は深刻です:

  • 水道停止でトイレが流せない
  • 下水道管の破損・液状化
  • マンションでは排水不可
  • 避難所のトイレ不足
  • 衛生環境の急速な悪化
  • 感染症(ノロウイルス、食中毒など)のリスク
  • 心理的ストレス(我慢による健康被害)

阪神・淡路大震災、東日本大震災の教訓

  • トイレ不足が最大の問題の一つ
  • 水を我慢して脱水症状
  • エコノミークラス症候群の一因
  • 避難所のトイレに長蛇の列
  • 仮設トイレ設置まで数日かかる

簡易トイレの種類

1. 凝固剤型(最も一般的)

  • 排泄物を凝固させて処理
  • 臭いを抑える
  • 可燃ごみとして処分可能
  • 使用方法が簡単

2. 吸水シート型

  • 水分を吸収
  • コンパクト
  • 処理が簡単

必要量の目安

  • 1人1日5〜7回使用と想定
  • 最低3日分:1人15〜21回分
  • 推奨1週間分:1人35〜49回分
  • 理想は2週間分:1人70〜98回分
  • 4人家族(1週間分):140〜196回分

使用方法

  1. 既存のトイレに袋をセット
  2. 用を足す
  3. 凝固剤を振りかける(数秒〜数分で凝固)
  4. 袋を密閉
  5. 廃棄(自治体の指示に従う)

選び方のポイント

  • 消臭効果が高いもの
  • 凝固速度が速いもの
  • 密閉性の高い袋
  • 処理方法が簡単
  • コンパクトに保管できる

女性特有の備え

  • 生理用品も必ず備蓄
  • 最低2〜3ヶ月分推奨
  • ローリングストックで管理
  • 使い捨てショーツも便利
  • 個室用簡易テントも検討

追加で準備すべきもの

  • トイレットペーパー(芯なしタイプが省スペース)
  • ウェットティッシュ
  • 消臭スプレー
  • 手指消毒液
  • ビニール袋(廃棄用)

簡易トイレ 商品一覧


8. 救急セット【最重要】

なぜ必要か

地震時の怪我は避けられません:

  • ガラス片による切り傷
  • 瓦礫による擦り傷・打撲
  • 転倒による骨折
  • 火災による火傷
  • 避難所での感染症
  • 医療機関の機能麻痺
  • 救急車の到着遅延

基本的な内容

外傷処置用:

  • 絆創膏(各サイズ20枚以上)
  • ガーゼ(滅菌、複数サイズ)
  • 包帯(伸縮性、2〜3本)
  • 三角巾(骨折時の固定用)
  • 消毒液(傷口洗浄用)
  • 綿棒
  • 医療用テープ
  • 止血パッド

薬品:

  • 痛み止め(ロキソニン、イブなど)
  • 解熱剤
  • 胃腸薬
  • 下痢止め
  • 風邪薬
  • 抗ヒスタミン薬(アレルギー用)
  • 目薬
  • 軟膏(火傷、切り傷用)
  • 持病の薬(2週間分以上)
  • お薬手帳のコピー

器具:

  • ハサミ(医療用、先が丸いもの)
  • ピンセット(トゲ抜き用)
  • 体温計(電子式)
  • 使い捨て手袋
  • 安全ピン
  • 毛抜き

持病がある方の追加準備

  • 処方薬の備蓄:2週間〜1ヶ月分
  • お薬手帳:コピーを複数箇所に保管
  • 医療機関の連絡先
  • 病名・処方内容のメモ
  • インスリン(糖尿病):保冷剤と一緒に
  • 吸入器(喘息):予備も

応急処置の基礎知識

出血時:

  1. 清潔なガーゼで傷口を圧迫
  2. 傷口を心臓より高く
  3. 止血しない場合は医療機関へ

火傷時:

  1. すぐに冷水で冷やす(15分以上)
  2. 水ぶくれは破らない
  3. 清潔なガーゼで覆う
  4. 広範囲の火傷は医療機関へ

骨折の疑い:

  1. 患部を動かさない
  2. 添え木で固定
  3. 医療機関へ

保管方法

  • 防水ケースに入れる
  • 持ち出しやすい場所
  • 定期的に内容確認(半年に1回)
  • 使用期限チェック

救急セット 商品一覧


9. 防寒対策グッズ【重要】

なぜ必要か

地震は季節を選びません:

  • 冬季の停電(暖房不可)
  • 避難所の寒さ
  • 夜間の気温低下
  • 低体温症のリスク
  • 体力消耗の加速
  • 免疫力の低下

防寒シート(エマージェンシーブランケット)

製品の特徴:

  • 素材:アルミ蒸着フィルム
  • 保温効果:体温の90%を反射
  • 軽量コンパクト:100g以下、手のひらサイズ
  • 防水:雨天時も使用可能
  • 防風:風を完全に遮断
  • 使い捨て可能:衛生的
  • 価格:100〜500円程度

使用方法:

  • 全身を包む
  • 銀面を内側にして体温を反射
  • 風を防ぐシェルターとしても使用
  • 地面からの冷気を遮断(下に敷く)
  • 寝袋の内側に入れて保温力向上

準備すべき数:

  • 家族全員分+予備
  • 最低5〜10枚以上推奨

防寒シート 商品一覧

その他の防寒グッズ

  • カイロ:使い捨て、30個以上
  • 毛布・ブランケット:コンパクトなもの
  • 寝袋:季節に応じた保温性
  • 厚手の靴下
  • 手袋・帽子
  • ネックウォーマー
  • アルミシート:床に敷く

10. ホイッスル【重要】

なぜ必要か

  • 瓦礫に埋もれた時の生命線
  • 声より遠くまで届く(500m以上)
  • 体力を消耗しない
  • 継続的に音を出せる
  • 夜間・視界不良時の位置確認
  • 子どもの迷子防止

選び方

  • 大音量タイプ:100デシベル以上
  • 耐久性のある素材:金属製またはABS樹脂
  • 首からかけられるストラップ付き
  • 軽量:常時携帯可能
  • 防水
  • 笛球なし:濡れても音が出る

使用方法

  • 救助要請:3回連続で吹く(国際遭難信号)
  • 定期的に吹いて位置を知らせる
  • 体力温存のため短く吹く

保管・携帯

  • 非常持ち出し袋に
  • 家族全員が常時携帯
  • 鍵につける
  • 子どものランドセルに

ホイッスル 商品一覧


11. ヘルメット・防災頭巾【重要】

なぜ必要か

頭部保護は生死を分けます:

  • 落下物(天井、照明器具、看板など)
  • 建物倒壊時の保護
  • 余震時の安全確保
  • 避難時の怪我防止
  • 頭部外傷は致命傷になりやすい

ヘルメットの選び方

  • 国家検定合格品(「飛来・落下物用」または「墜落時保護用」)
  • 調整可能なサイズ
  • 軽量タイプ(300〜500g)
  • 折りたたみ式:省スペース(ただし強度は劣る)
  • :白または黄色(視認性高い)
  • 反射材付き:夜間の視認性

防災頭巾の利点

  • 軽量で持ち運びやすい
  • 首まで保護
  • 防炎加工
  • 座布団として使用可能
  • 子ども用に最適

保管場所

  • 寝室の枕元
  • リビングの取り出しやすい場所
  • 子ども部屋
  • 車のトランク
  • オフィスのデスク

準備すべき数

  • 家族全員分
  • 各部屋に1つずつ(理想)

防災ヘルメット 商品一覧


12. 軍手・作業用手袋【重要】

なぜ必要か

  • ガラス片・瓦礫から手を保護
  • 火傷防止
  • ロープ作業時
  • 救助活動時
  • 清掃作業時
  • 防寒対策

選び方

一般用途:

  • 軍手(すべり止め付き)
  • 厚手タイプ
  • フリーサイズ

重作業用:

  • 革手袋(厚手)
  • 防刃手袋
  • 防水・防寒手袋

準備すべき数

  • 家族全員分
  • 予備を含めて10組以上
  • 使い捨てゴム手袋も併用

13. 手動ポータブル発電機【推奨】

なぜ必要か

長期停電時の充電手段確保:

  • スマートフォンの充電(情報収集・連絡手段)
  • ラジオの充電
  • モバイルバッテリーの充電
  • LEDライトの充電
  • 医療機器の充電(必要な方)

ソーラーチャージャーとの比較

ソーラーチャージャーの利点:

  • 体力不要
  • 放置で充電可能
  • 環境に優しい
  • 大容量充電可能

ソーラーチャージャーの欠点:

  • 天候に左右される(曇り・雨天時使用不可)
  • 夜間使用不可
  • 冬季は発電効率低下
  • 充電に時間がかかる(数時間)
  • 設置場所が必要

手動発電機の利点:

  • 天候・時間帯不問(いつでも使える)
  • 確実に発電できる
  • 緊急時に即座に使用可能
  • コンパクト
  • 故障が少ない

手動発電機の欠点:

  • 体力が必要
  • 連続使用は疲れる
  • 発電量が少ない

理想的な使い方

両方を準備して状況に応じて使い分け:

  • 晴天時→ソーラー(効率的)
  • 曇天・夜間・緊急時→手動(確実)
  • 普段はソーラー、非常時は手動

おすすめの手動発電機

詳しくは参考記事を参照してください:
参考記事:災害時・アウトドアに手動ポータブル発電機〜スマホ タブレット モバイルバッテリーの手回し充電器〜

ケーター ポケットソケット2の特徴:

  • 出力:最大10W
  • コンセント出力:AC100V(日本の家電が使える)
  • USB出力:5V
  • 充電速度:1分間の手回しでスマホ通話約6分
  • 耐久性:頑丈な設計
  • 保証:1年間
  • 対応機器:iPhone、Android、モバイルバッテリーなど
  • サイズ:コンパクトで持ち運び容易

手動発電機 商品一覧


14. モバイルバッテリー【重要】

なぜ必要か

  • スマートフォンは災害時の生命線
  • 安否確認
  • 情報収集
  • GPS機能
  • 懐中電灯代わり
  • 停電時に充電不可

容量の目安

  • 10,000mAh以上推奨(スマホ2〜3回フル充電)
  • 20,000mAh理想(スマホ4〜6回フル充電)
  • 複数台準備が理想的(家族人数分)
  • ソーラーパネル付きも検討

選び方のポイント

  • 大容量
  • 急速充電対応
  • 複数ポート(同時充電可能)
  • 残量表示
  • PSEマーク付き(安全性)
  • 耐久性

注意点

  • 定期的に充電(自然放電対策:月1回)
  • 高温環境を避ける(劣化防止)
  • 飛行機持ち込み制限に注意(機内持ち込みのみ、容量制限あり)
  • 充電ケーブルも一緒に保管

15. 乾電池(大量)【重要】

必要な種類と数量

  • 単3電池:最も汎用性が高い(懐中電灯、ラジオ)→30本以上
  • 単4電池:小型機器用→20本以上
  • 単1電池:大型懐中電灯用→10本以上
  • 単2電池:一部機器用→10本以上
  • ボタン電池:腕時計、体温計用→予備数個

選び方

  • アルカリ電池:長持ち(推奨)
  • マンガン電池:安価だが容量少ない
  • 充電式電池:繰り返し使えるが停電時充電不可
  • リチウム電池:長期保存可能(10年)

保管方法

  • 高温多湿を避ける
  • 機器に入れっぱなしにしない(液漏れ防止)
  • プラスマイナスを揃えて保管
  • 使用期限をチェック(10年以内)
  • 新旧混在使用は避ける

ローリングストック

  • 日常的に使用する分を多めに購入
  • 古いものから消費
  • 消費した分を買い足し
  • 常に一定量を備蓄

16. 現金(小銭含む)【重要】

なぜ必要か

  • 停電でATM使用不可
  • クレジットカード決済不可
  • キャッシュレス決済不可
  • 公衆電話の使用
  • 自動販売機の使用
  • 露店での買い物

推奨金額

  • 1万円札×5枚:50,000円
  • 5千円札×5枚:25,000円
  • 千円札×30枚:30,000円
  • 500円玉×20枚:10,000円
  • 100円玉×50枚:5,000円(公衆電話用)
  • 50円玉×10枚:500円
  • 10円玉×100枚:1,000円(公衆電話用)
  • 合計:約121,500円

保管方法

  • 防水パックに入れる
  • 非常持ち出し袋に
  • 自宅の安全な場所にも保管
  • 車の中にも少額
  • 複数箇所に分散

公衆電話の使い方

  • 災害時は無料になる場合も
  • 10円玉・100円玉が使える
  • テレホンカードも有効
  • 事前に使い方を確認

17. 身分証明書・重要書類のコピー【重要】

なぜ必要か

  • 本人確認
  • 避難所での受付
  • 支援物資の受け取り
  • 銀行手続き
  • 保険請求
  • 原本紛失時のバックアップ

準備すべき書類

身分証明:

  • 運転免許証のコピー
  • 健康保険証のコピー
  • パスポートのコピー
  • マイナンバーカードのコピー

金融関係:

  • 預金通帳の口座番号メモ
  • クレジットカード番号メモ
  • 証券口座情報
  • 暗証番号(暗号化して記録)

保険関係:

  • 生命保険証券のコピー
  • 火災保険証券のコピー
  • 地震保険証券のコピー
  • 自動車保険証券のコピー
  • 保険会社の連絡先

不動産関係:

  • 不動産登記簿謄本のコピー
  • 権利証書のコピー
  • 賃貸契約書のコピー

家族関係:

  • 家族の写真(身元確認・捜索用)
  • 家族の連絡先リスト
  • 遠方の親戚の連絡先
  • かかりつけ医の連絡先
  • 子どもの学校の連絡先

保管方法

  • 防水パックに入れる
  • ジップロックで二重に密閉
  • 非常持ち出し袋に
  • デジタルデータとしても保存(クラウド、USBメモリ)
  • 複数箇所に分散保管

18. 衣類・タオル【重要】

必要な理由

  • 避難所での生活
  • 季節に応じた体温調節
  • 衛生管理
  • プライバシー保護

準備すべき衣類

基本セット(1人分):

  • 下着(3〜4セット)
  • 靴下(3〜4組)
  • Tシャツ・シャツ(2〜3枚)
  • 長ズボン(2本)
  • 長袖上着(1〜2枚)
  • 防寒着(季節に応じて)
  • レインコート
  • 帽子
  • 履きなれた運動靴(予備)

季節別追加:

  • :半袖シャツ、短パン、サンダル
  • :厚手の上着、手袋、マフラー、ニット帽

タオル

  • バスタオル(2枚)
  • フェイスタオル(5枚)
  • 手ぬぐい(5枚)
  • 速乾性タオル推奨

圧縮袋の活用

  • 省スペース
  • 防水効果
  • 整理しやすい

19. 衛生用品【重要】

基本的な衛生用品

  • ウェットティッシュ:500枚以上(身体拭き、手指消毒)
  • ティッシュペーパー:10箱
  • トイレットペーパー:12ロール(芯なしタイプが省スペース)
  • 手指消毒液:500ml×2本
  • 石鹸:固形・液体
  • シャンプー:トラベル用
  • 歯ブラシセット:家族全員分+予備
  • 歯磨き粉
  • 洗口液(水不要タイプ)
  • 爪切り
  • 綿棒
  • カミソリ
  • 生理用品:2〜3ヶ月分
  • おりものシート
  • 使い捨てショーツ

水が使えない時の衛生管理

  • ドライシャンプー
  • 身体拭きシート
  • 洗顔シート
  • デオドラント製品

20. 食器・調理器具【推奨】

使い捨てタイプ

  • 紙皿(100枚)
  • 紙コップ(100個)
  • 割り箸(100膳)
  • プラスチックスプーン・フォーク(各100本)
  • 紙ナプキン

繰り返し使えるタイプ

  • アウトドア用食器セット
  • ステンレス製カップ
  • 折りたたみ式バケツ

調理器具

  • カセットコンロ(1〜2台)
  • カセットボンベ(12本以上)
  • 鍋(小〜中サイズ)
  • フライパン
  • 包丁(アウトドア用)
  • 缶切り・栓抜き
  • 菜箸
  • おたま
  • 計量カップ

ラップの活用

  • 皿に巻いて使用(洗い物不要)
  • 食品保存
  • 応急処置(湿潤療法)

参考記事:強力粘着ラップ「Glad Press'n Seal (グラッド プレス&シール)」 〜災害時にも役立つ最強ラップ〜


21. ビニール袋・ゴミ袋【重要】

用途

  • ゴミの処理
  • 簡易トイレの処理
  • 濡れた衣類の収納
  • 雨具代わり(頭や足を通す穴を開ける)
  • 防水カバー
  • 物資の整理

必要な種類とサイズ

  • 45Lゴミ袋:100枚(厚手)
  • 90L〜120Lゴミ袋:50枚(超厚手)
  • ジップロック(各サイズ):各50枚
  • レジ袋:100枚

22. ロープ・ガムテープ【推奨】

ロープの用途

  • 避難時の補助
  • 物資の運搬
  • 簡易テントの設営
  • 救助活動
  • 洗濯物を干す
  • 荷物の固定

推奨仕様

  • 長さ:10〜20m
  • 太さ:10mm程度
  • 耐荷重:100kg以上
  • ナイロン製(軽量で強い)

ガムテープの用途

  • 補修作業
  • 目張り
  • 物の固定
  • メモ代わり(書ける)
  • 応急処置

種類

  • 布ガムテープ:強力(推奨)
  • 養生テープ:跡が残らない
  • 各3巻以上

23. 多機能ツール(十徳ナイフ)【推奨】

含まれる機能

  • ナイフ
  • ハサミ
  • ドライバー(プラス・マイナス)
  • 栓抜き
  • 缶切り
  • ノコギリ
  • ピンセット
  • 爪やすり

選び方

  • 信頼できるメーカー(ビクトリノックス、レザーマンなど)
  • 錆びにくいステンレス製
  • コンパクトで軽量
  • ロック機能付き(安全)

24. ビニールシート・ブルーシート【推奨】

用途

  • 雨除け
  • 地面に敷く(防寒・防湿)
  • 荷物の保護
  • 簡易テント
  • プライバシー保護
  • 屋根の応急処置

サイズと数量

  • 3.6m×5.4m:2〜3枚(標準サイズ)
  • レジャーシート:2〜3枚(コンパクト)
  • #3000以上の厚手タイプ推奨

付属品

  • ロープ(固定用)
  • ペグ(地面固定用)
  • ガムテープ(補修用)

25. 筆記用具・メモ帳【推奨】

用途

  • 伝言メモ
  • 情報の記録
  • 家族への連絡
  • 避難先の記録
  • 物資管理
  • 日記(ストレス軽減)

準備すべきもの

  • 油性マジック(太・細)
  • ボールペン(複数)
  • 鉛筆・シャープペン
  • メモ帳(防水タイプ推奨)
  • ノート
  • 付箋

26. クリアパック(チャック付きポリ袋)【推奨】

用途

地震時にも火山灰対策と同様に有効です:

  • スマートフォン、タブレットの保護(防水・防塵)
  • パソコン、カメラなどの精密機器の保護
  • 貴重品(現金、通帳、印鑑など)の保護
  • 衣類、薬品の清潔保持
  • 電池、充電器の保護
  • 重要書類の保護
  • 食品の密閉保存

サイズ別推奨用途

A4サイズ:

  • タブレット、小型ノートPC
  • 書類、地図
  • 薬品、応急処置セット
  • 日用品の小分け

A3サイズ:

  • 大型ノートPC
  • 着替え一式
  • 複数の物品をまとめて保管

Lサイズ(フリーザーバッグ):

  • スマートフォン、充電ケーブル
  • 財布、鍵などの貴重品
  • 食品の密閉保存

使い方のコツ

  • 空気を抜いて密閉
  • 二重にして確実性を高める
  • 定期的に交換
  • 各サイズを50枚以上準備

クリアパック 商品一覧
チャック付きポリ袋 商品一覧


27. 食品包装用ラップフィルム・強力粘着ラップ【推奨】

食品包装用ラップフィルム(サランラップ、クレラップなど)

用途:

  • 皿に巻いて使用(洗い物削減)
  • 食品の保存
  • 怪我の応急処置(湿潤療法)
  • 保温・防寒対策(身体に巻く)
  • ロープ代わり(ねじって使用)

食品包装用ラップフィルム 商品一覧

強力粘着ラップ「Glad Press'n Seal」(推奨)

通常のラップとの違い:

  • 強力な粘着力:ほぼ完全な密閉が可能
  • 多様な素材に密着:プラスチック、ガラス、金属、木材など
  • 繰り返し使用可能:粘着力が持続
  • 液体の密閉:こぼれない

災害時の用途:

  • 電子機器の完全密閉保護
  • 傷口の完全な保護
  • 水や食品の密閉保存
  • 破損した窓やドアの目張り
  • 雨漏り箇所の応急処置
  • 止血時の圧迫固定

詳しくは参考記事を参照してください:
参考記事:強力粘着ラップ「Glad Press'n Seal (グラッド プレス&シール)」 〜災害時にも役立つ最強ラップ〜

Glad Press'n Seal 商品一覧


在宅避難対策グッズ(シナリオ2対応)

自宅建物は無事だが、ライフライン(電気・ガス・水道)が停止した状態で自宅で生活を送るための準備です。上記の「緊急避難対策グッズ」の多くは在宅避難時にも必要ですが、ここでは特に在宅避難に特化したグッズを追加で紹介します。

28. カセットコンロ+ボンベ【最重要】

なぜ必要か

  • ガス供給停止
  • 温かい食事・飲み物
  • 調理可能
  • 湯沸かし
  • 消毒用のお湯
  • 心理的な安心感

選び方

  • 安全装置付き(圧力感知、立ち消え防止)
  • 風防付き(屋外使用可能)
  • コンパクト(収納しやすい)
  • 火力調整機能

カセットボンベの備蓄量

  • 1人1日1本が目安(1日3回使用)
  • 4人家族・1週間分:28本
  • 推奨:30〜50本
  • 使用期限:約7年(定期的に確認)

使用上の注意

  • 必ず換気(一酸化炭素中毒防止)
  • 安定した場所で使用
  • カーテンから離す
  • 屋内での長時間使用は避ける
  • ボンベは高温場所に保管しない

29. 給水タンク・ウォーターバッグ【重要】

なぜ必要か

  • 給水所からの水運搬
  • 生活用水の確保
  • 手洗い・洗顔用
  • 調理用水
  • ペットボトルだけでは不足

種類と容量

折りたたみ式ウォーターバッグ:

  • 容量:10L〜20L
  • コンパクトに収納
  • 持ち運び可能
  • コック付きが便利
  • 2〜3個準備

給水タンク(ポリタンク):

  • 容量:20L程度
  • 頑丈
  • 長期保管可能
  • 車で運搬

注意点

  • 定期的に洗浄
  • 完全に乾燥させて保管
  • 直射日光を避ける

30. 浄水器・浄水剤【推奨】

なぜ必要か

  • 備蓄水が尽きた場合
  • 生活用水の浄化
  • 川や池の水を飲用に
  • 給水所が遠い場合

種類

携帯型浄水器:

  • ストロー型
  • ポンプ型
  • ボトル一体型
  • 細菌・ウイルス除去

浄水剤:

  • 塩素系
  • 錠剤タイプ
  • コンパクト
  • 長期保存可能

注意点

  • 海水は浄化できない
  • 化学物質は除去できない場合も
  • 使用方法を事前確認

31. 大型ポリバケツ【推奨】

用途

  • 水の貯蔵
  • 洗濯
  • 食器洗い
  • トイレの水汲み
  • 物資の整理

準備すべき数

  • 20L以上のサイズ
  • 2〜3個
  • 蓋付きが便利

32. 発電機(エンジン式・ポータブル電源)【高額だが理想的】

なぜあると便利か

  • 長期停電対応
  • 家電製品の使用
  • 冷蔵庫の稼働(食品保存)
  • エアコン・暖房器具(季節による)
  • 医療機器の稼働
  • スマホ・パソコンの充電
  • 照明

種類

エンジン式発電機:

  • 高出力(1,000W〜3,000W)
  • 長時間使用可能
  • ガソリン使用
  • 騒音・排ガスあり(屋外使用)
  • 価格:5万円〜20万円

ポータブル電源(大容量バッテリー):

  • 中〜高出力(300W〜2,000W)
  • 静音
  • 屋内使用可能
  • ソーラーパネルで充電可能
  • 価格:3万円〜30万円
  • 最近注目されている

選び方

  • 必要な電力量を計算
  • 予算に応じて
  • 保管場所の確保
  • 定期的なメンテナンス

注意点

  • エンジン式は屋内使用厳禁(一酸化炭素中毒)
  • 燃料の備蓄(エンジン式)
  • 使用方法の事前確認

33. 暖房器具(石油ストーブ、湯たんぽなど)【冬季重要】

なぜ必要か

  • 冬季の停電(暖房不可)
  • 低体温症のリスク
  • 高齢者・乳幼児は特に危険
  • 体力消耗の加速

種類

石油ストーブ(電源不要タイプ):

  • 電気不要
  • 高い暖房効果
  • お湯も沸かせる
  • 灯油の備蓄必要(20L〜)
  • 換気必須

カセットガスストーブ:

  • カセットボンベ使用
  • コンパクト
  • 持ち運び可能
  • 換気必須

湯たんぽ:

  • 電気不要
  • 安全
  • 局所的な保温
  • 就寝時に便利
  • カセットコンロでお湯沸かし

その他:

  • カイロ(使い捨て、30個以上)
  • 防寒着(上記参照)
  • 防寒シート(上記参照)

注意点

  • 一酸化炭素中毒防止(換気)
  • 火災防止
  • 燃料の適切な保管

34. 扇風機・冷却グッズ【夏季重要】

なぜ必要か

  • 夏季の停電(エアコン不可)
  • 熱中症のリスク
  • 避難所の暑さ
  • 高齢者・乳幼児は特に危険

種類

電池式扇風機:

  • 乾電池使用
  • USB充電式も
  • コンパクト
  • 数台準備

冷却グッズ:

  • 冷却タオル
  • 冷却スプレー
  • 冷却ジェルシート
  • うちわ・扇子

熱中症対策

  • こまめな水分補給
  • 塩分補給(塩飴、スポーツドリンクなど)
  • 日陰の確保
  • 濡れタオルで身体を冷やす

家族構成別の追加備蓄リスト

乳幼児がいる家庭

  • 粉ミルク:1〜2週間分以上
  • 液体ミルク:お湯不要で便利、1週間分
  • 哺乳瓶:2〜3本(消毒不要タイプ)
  • 使い捨て哺乳瓶:10個
  • おむつ:1週間分以上(200枚程度)
  • おしりふき:10パック
  • ベビーフード:1週間分
  • 離乳食
  • 着替え:1週間分
  • おんぶ紐・抱っこ紐
  • お気に入りのおもちゃ(心理的安定)
  • ガーゼ・タオル
  • 体温計
  • ベビー用爪切り
  • ベビーソープ
  • 保湿クリーム
  • 母子手帳のコピー

高齢者がいる家庭

  • 常備薬:2週間〜1ヶ月分以上
  • お薬手帳のコピー
  • 処方箋のコピー
  • かかりつけ医の連絡先
  • 介護用品(おむつ、尿取りパッドなど)
  • 入れ歯洗浄剤
  • 入れ歯ケース
  • 老眼鏡(予備)
  • 補聴器の電池(多めに)
  • 杖・歩行器
  • 車椅子(使用者)
  • 血圧計
  • やわらかい食品
  • 栄養補助食品
  • 簡易ベッド・マットレス

ペットがいる家庭

  • ペットフード:1週間分以上(できれば2週間分)
  • 水(飲料用):1日200ml×日数×頭数
  • ペットシーツ:1週間分以上
  • キャリーバッグ
  • リード(予備も)
  • 首輪(迷子札付き)
  • ペットの写真(捜索用)
  • 予防接種証明書のコピー
  • かかりつけ獣医の連絡先
  • ペット用救急セット
  • 常備薬
  • ケージ
  • おもちゃ(ストレス軽減)
  • ブラシ
  • タオル・毛布

避難所でのペット対応

  • 避難所のペット受け入れ可否を事前確認
  • ペット同行避難の準備
  • しつけ(無駄吠えしない、トイレなど)
  • ケージに慣れさせる

地震発生時の行動マニュアル

地震発生直後(揺れている間)

  1. まず身の安全確保
    • 机の下に潜る
    • 頭を守る
    • 落下物に注意
    • 慌てて外に出ない
  2. 火の始末(揺れが収まってから)
    • ガスの元栓を閉める
    • 電気ブレーカーを落とす(通電火災防止)
  3. 出口の確保
    • ドアを開ける
    • 避難経路の確保

地震発生直後(揺れが収まった後)

  1. 家族の安否確認
  2. 怪我の有無確認
    • 応急処置
    • 重傷者がいれば救助要請
  3. 火災の確認
    • 初期消火
    • 火災発生時は避難
  4. 情報収集
    • ラジオ
    • スマートフォン
    • テレビ(停電していなければ)
  5. 余震に警戒
    • 大地震後は大きな余震が続く
    • 安全な場所で待機
  6. 靴を履く
    • ガラス片から足を守る
    • 避難時の準備

避難判断

すぐに避難すべき状況:

  • 津波警報・注意報発令(沿岸部)
  • 火災発生・延焼の危険
  • 建物の倒壊危険
  • 自治体からの避難指示
  • 土砂災害の危険

在宅避難が可能な状況:

  • 建物の安全性確認済み
  • 火災の危険なし
  • 余震に耐えられる構造
  • ライフラインの一部が使用可能
  • 備蓄が十分

避難時の行動

  1. 落ち着いて行動
    • パニックにならない
    • 走らない
    • 押し合わない
  2. 非常持ち出し袋を持つ
  3. ブレーカーを落とす(通電火災防止)
  4. ガスの元栓を閉める
  5. 避難先を確認
    • 指定避難所
    • 一時避難場所
    • 広域避難場所
  6. 避難経路
    • 複数の経路を把握
    • ブロック塀・自動販売機から離れる
    • 看板・ガラスの落下に注意
  7. 近隣への声かけ
    • 高齢者・障害者の支援
    • 一人暮らしの方の確認
  8. 車は使わない
    • 救急車・消防車の妨げ
    • 徒歩で避難
    • やむを得ず車を置く場合:鍵をつけたまま、ドアロックしない

津波からの避難(沿岸部)

  1. すぐに高台へ
    • 津波警報発令前でも
    • 大きな揺れ=津波の可能性
    • 「津波てんでんこ」(各自で逃げる)
  2. 目標
    • 標高10m以上
    • 3階建て以上の鉄筋コンクリート建物
    • 津波避難タワー
  3. 注意点
    • 第一波だけでなく第二波、第三波にも警戒
    • 数時間〜数日は高台で待機
    • 津波は川を遡上する

避難所での生活

避難所到着後

  1. 受付
    • 名前、住所、人数を記入
    • 家族の安否情報登録
  2. 居住スペースの確保
    • 家族単位
    • プライバシー確保(段ボール、ブルーシートなど)
  3. ルールの確認
    • 消灯時間
    • 食事配布時間
    • トイレ使用方法
    • ゴミ出しルール

避難所生活の注意点

衛生管理:

  • 手洗い・消毒の徹底
  • トイレの清潔維持
  • 感染症予防
  • マスク着用

健康管理:

  • エコノミークラス症候群予防(適度な運動)
  • 水分補給
  • 栄養バランス
  • 睡眠確保
  • 持病の薬の確保

プライバシー:

  • 着替えスペースの確保
  • 段ボール仕切り
  • 女性・子どもの安全確保

コミュニティ:

  • 助け合い
  • 役割分担(清掃、配膳など)
  • 高齢者・障害者の支援
  • 子どもの遊び場確保

ストレス管理:

  • 話を聞く
  • 適度な運動
  • 趣味の時間
  • 必要に応じて専門家に相談

在宅避難の注意点

建物の安全確認

  1. 目視チェック
    • 壁のひび割れ
    • 柱の傾き
    • 基礎の損傷
    • 屋根の損傷
  2. 危険な場合は避難
  3. 専門家による判定
    • 応急危険度判定士
    • 赤紙(危険)、黄紙(要注意)、緑紙(安全)

ライフライン停止への対応

電気:

  • 懐中電灯・ランタン使用
  • モバイルバッテリーでスマホ充電
  • 冷蔵庫は開閉最小限(保冷剤活用)
  • 夏:熱中症注意、冬:防寒対策

ガス:

  • カセットコンロで調理
  • 換気に注意

水道:

  • 備蓄水使用
  • 給水所へ
  • 節水(食器にラップ、ウェットティッシュ活用)
  • お風呂は入れない(身体拭きシート)
  • トイレは簡易トイレ

通信手段

  • 固定電話:つながりにくい
  • 携帯電話:つながりにくい
  • 災害用伝言ダイヤル(171)
  • 災害用伝言板(web171)
  • SNS:比較的つながりやすい
  • 公衆電話:優先的につながる

事前の備え

家具の固定

  • タンス・本棚:L字金具で壁固定、または突っ張り棒
  • テレビ:耐震ジェルマット、固定ベルト
  • 食器棚:扉ロック、ガラス飛散防止フィルム
  • 照明器具:チェーン固定
  • 冷蔵庫:耐震マット、ベルト固定
  • 電子レンジ:耐震マット

窓ガラスの飛散防止

  • 飛散防止フィルム貼付
  • カーテンを閉める習慣
  • 強化ガラスへの交換(理想)

寝室の安全対策

  • ベッド・布団の近くに倒れてくる家具を置かない
  • 枕元に懐中電灯、スリッパ、ホイッスル
  • 窓ガラスから離れた位置
  • ヘルメットを枕元に

避難計画

  1. ハザードマップの確認
    • 自治体の地震ハザードマップ入手
    • 液状化危険地域
    • 津波浸水想定区域(沿岸部)
    • 土砂災害警戒区域
    • 延焼危険地域
  2. 避難場所の確認
    • 指定避難所(長期滞在可能)
    • 一時避難場所(公園など)
    • 広域避難場所(大規模火災時)
    • 津波避難ビル・タワー(沿岸部)
    • 複数の避難場所を確認
  3. 避難経路の確認
    • 複数の経路
    • 危険箇所の把握(ブロック塀、看板など)
    • 実際に歩いて確認
    • 夜間ルートも確認
  4. 家族の連絡方法
    • 災害用伝言ダイヤル(171)の使い方確認・練習
    • 災害用伝言板(web171)の登録
    • 遠方の親戚を連絡中継点に
    • 集合場所の決定(自宅、避難所、学校など)
    • 連絡先リストを家族全員が携帯
  5. 避難訓練
    • 年に2回以上実施
    • 夜間訓練も実施
    • 持ち出し袋の重さ確認
    • 避難経路の実踏
    • 家族の役割分担確認

地域とのつながり

  • 自治会・町内会への参加
  • 防災訓練への参加
  • 近隣との顔見知り関係
  • 高齢者・障害者の把握
  • 助け合いの体制づくり

建物の耐震性向上

  • 耐震診断:自治体の補助制度活用
  • 耐震補強:必要に応じて実施
  • 1981年以前の建物:旧耐震基準、要注意
  • 賃貸の場合:大家・管理会社に確認

情報収集の方法

信頼できる情報源

公的機関

  • 気象庁:地震情報、津波警報
  • 自治体:避難指示、避難所情報、ライフライン情報
  • 消防庁:災害情報
  • 国土交通省:道路・交通情報
  • 警察:交通規制、治安情報

メディア

  • NHK:最も信頼性が高い
  • 地方局:地域の詳細情報
  • ラジオ局:停電時も使用可能

インターネット

  • Twitter:災害ハッシュタグ(#地震、#安否確認など)
  • LINE:自治体公式アカウント
  • Yahoo!防災速報アプリ
  • NHKニュース・防災アプリ
  • 自治体の防災アプリ

情報収集時の注意点

  • デマに注意(「○○で動物が大量脱走」など)
  • 複数の情報源で確認
  • 公式情報を優先
  • SNSの拡散前に確認(デマ拡散に加担しない)
  • 古い情報に注意(日時確認)

災害用伝言ダイヤル(171)の使い方

伝言を録音する(被災者):

  1. 「171」をダイヤル
  2. 「1」を押す(録音)
  3. 自宅の電話番号または自分の携帯番号を入力
  4. 伝言を録音(30秒以内)

伝言を再生する(家族など):

  1. 「171」をダイヤル
  2. 「2」を押す(再生)
  3. 被災者の電話番号を入力
  4. 伝言を聞く

練習方法:

  • 毎月1日・15日
  • 防災週間(8月30日〜9月5日)
  • 防災とボランティア週間(1月15日〜21日)
  • 正月三が日(1月1日〜3日)

地震後の生活再建

被災証明書の取得

  • 発行元:市区町村
  • 用途:各種支援制度の利用
  • 必要書類:身分証明書、被災状況の写真など
  • 早めに申請

支援制度

被災者生活再建支援制度:

  • 全壊:最大300万円
  • 大規模半壊:最大250万円
  • 中規模半壊:最大100万円

災害援護資金:

  • 低金利の貸付制度
  • 最大350万円

その他:

  • 義援金
  • 税の減免
  • 社会保険料の減免・猶予
  • 公共料金の支払い猶予
  • 住宅の応急修理
  • 仮設住宅の提供

保険請求

  • 地震保険:火災保険とセットで加入
  • 請求手続き:保険会社に連絡
  • 必要書類:被災証明書、被害写真など
  • 査定:全損、大半損、小半損、一部損

地震対策チェックリスト

緊急避難対策(シナリオ1)

  • [ ] 非常持ち出し袋(リュック:家族全員分)
  • [ ] 懐中電灯(3個以上)
  • [ ] ヘッドライト(家族全員分)
  • [ ] ラジオまたは防滴多機能LEDライト
  • [ ] 飲料水(1人9L以上、理想は21L)
  • [ ] 非常食(最低3日分、推奨1週間分)
  • [ ] 簡易トイレ(1人15回分以上、推奨35回分)
  • [ ] 救急セット
  • [ ] 防寒シート(5枚以上)
  • [ ] ホイッスル(家族全員分)
  • [ ] ヘルメット・防災頭巾(家族全員分)
  • [ ] 軍手・作業用手袋(10組以上)
  • [ ] 乾電池(単3×30本、単4×20本以上)
  • [ ] モバイルバッテリー(10,000mAh以上)
  • [ ] 現金(小銭含む、約12万円)
  • [ ] 身分証明書・重要書類のコピー
  • [ ] 衣類・タオル(1週間分)
  • [ ] 衛生用品(ウェットティッシュ500枚以上など)
  • [ ] ビニール袋・ゴミ袋(100枚以上)
  • [ ] クリアパック(各サイズ50枚以上)
  • [ ] ラップフィルム、Glad Press'n Seal

在宅避難対策(シナリオ2)

  • [ ] カセットコンロ+ボンベ(30本以上)
  • [ ] 給水タンク・ウォーターバッグ(2〜3個)
  • [ ] 浄水器・浄水剤
  • [ ] 大型ポリバケツ(2〜3個)
  • [ ] 手動ポータブル発電機
  • [ ] 発電機またはポータブル電源(推奨)
  • [ ] 石油ストーブ+灯油(冬季)
  • [ ] 扇風機・冷却グッズ(夏季)
  • [ ] 食器・調理器具
  • [ ] ロープ・ガムテープ
  • [ ] 多機能ツール
  • [ ] ビニールシート・ブルーシート(2〜3枚)
  • [ ] 筆記用具・メモ帳

家族構成別

  • [ ] 乳幼児用品(該当者:粉ミルク、おむつなど)
  • [ ] 高齢者用品(該当者:常備薬、介護用品など)
  • [ ] ペット用品(該当者:フード、ペットシーツなど)

事前準備

  • [ ] ハザードマップ確認
  • [ ] 避難場所確認(複数)
  • [ ] 避難経路確認(複数、実踏)
  • [ ] 家族の連絡方法決定
  • [ ] 災害用伝言ダイヤル(171)練習
  • [ ] 避難訓練実施(年2回以上)
  • [ ] 家具の固定
  • [ ] ガラス飛散防止
  • [ ] 寝室の安全対策
  • [ ] 耐震診断(必要に応じて)
  • [ ] 地域とのつながり(自治会参加など)
  • [ ] 地震保険加入

定期的な見直し(年2回推奨)

  • 春(3月):新年度に向けて
    • 備蓄品の賞味期限確認
    • 電池の残量確認
    • 子どもの成長に合わせた調整
    • 避難経路の再確認
  • 秋(9月):防災の日前後
    • 避難訓練実施
    • 持ち出し袋の点検
    • 家族の連絡先更新
    • 家具固定の確認

まとめ

大地震はいつ発生してもおかしくありません。首都直下地震、南海トラフ巨大地震の発生確率は今後30年以内に70〜80%と極めて高く、「もし起きたら」ではなく「いつ起きるか」という認識が必要です。

しかし、過度に恐れる必要はありません。適切な備えがあれば、生き延びることができ、その後の生活も乗り越えられます

今日から始める3つのステップ

  1. このチェックリストを印刷してチェック
    • 既に持っているものをチェック
    • 不足しているものをリストアップ
    • 優先順位をつける
  2. 最重要グッズから順に購入
    • 最優先:水、食料、簡易トイレ、懐中電灯
    • 次:非常持ち出し袋、救急セット、防寒グッズ
    • 余裕があれば:手動発電機、多機能LEDライト
  3. 家族で話し合う
    • 避難場所の確認
    • 連絡方法の決定
    • 役割分担
    • 災害用伝言ダイヤルの練習

ローリングストックのすすめ

本記事で紹介した防災グッズの多くは、日常生活でも活用できます。特に水・食料・電池などはローリングストック方式で管理すれば:

  • 賞味期限切れを防げる
  • 特別な管理不要
  • 日常生活に組み込める
  • いつでも新鮮な状態で備蓄
  • 無駄がない

最後に

「災害は忘れた頃にやってくる」という言葉がありますが、「備えあれば憂いなし」でもあります。

阪神・淡路大震災(1995年)や東日本大震災(2011年)から長年経過し、記憶が薄れつつあります。しかし、次の巨大地震は確実に近づいています。

この記事が、皆さまとご家族の命を守る一助となれば幸いです。

ぜひ今日から、できることから始めてみてください。

そして、年に2回は防災用品の点検と避難訓練を実施し、常に備えを更新し続けてください。


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