インドネシアの世界遺産 一覧・まとめ / UNESCO World Heritage Sites in Republic of Indonesia ~文化遺産(負の世界遺産、文化的景観、産業遺産、近代化遺産、稼働遺産)、自然遺産、複合遺産、危機遺産~
世界遺産とは、1972年のユネスコ総会で採択された世界遺産条約「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」に基づいて、世界遺産リストに登録された遺跡、景観、自然などの物件を指します。人類が共有すべき「顕著な普遍的価値(Outstanding Universal Value)」を持つ、移動が不可能な不動産が登録の対象です。
世界遺産登録の本来の目的は、自然や文化的に価値のあるものを国際的な協力のもとで保護・保全し、過去から未来の世代へと確実に継承していくことにあります。
一方で、世界遺産に登録されることで国際的な知名度が飛躍的に向上し、観光名所としてのブランド力が高まることも近年では大きな効果として期待されています。実際に世界遺産登録後に観光客数が大幅に増加した事例は世界各地で報告されています。
インドネシア共和国(Republic of Indonesia)は、東南アジアに位置する世界最大の群島国家であり、17,000以上の島々からなる広大な国土には多様な民族・言語・宗教・文化が共存しています。赤道をまたぐ変化に富んだ地形には、熱帯雨林、活火山、サンゴ礁、古代寺院遺跡など、自然と文化の両面で世界的に貴重な資産が数多く点在しています。2023年時点でインドネシアには合計10件の世界遺産(文化遺産6件、自然遺産4件)が登録されており、そのうち1件(スマトラの熱帯雨林遺産)は危機遺産リストにも掲載されています。
この記事では、保護・保全の対象でありながら観光資源としても世界中から注目を集めているインドネシアの全世界遺産を、登録基準や見どころ、アクセス情報とともに詳しく紹介します。
まず、世界遺産が登録される基準を下記に記載します。
- (1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
- (2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
- (3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
- (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
- (5) ある文化(または複数の文化)を代表する伝統的集落、あるいは陸上ないし海上利用の際立った例。もしくは特に不可逆的な変化の中で存続が危ぶまれている人と環境の関わりあいの際立った例。
- (6) 顕著で普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰または芸術的、文学的作品と直接にまたは明白に関連するもの(この基準は他の基準と組み合わせて用いるのが望ましいと世界遺産委員会は考えている)。
- (7) ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ最高の自然現象または地域を含むもの。
- (8) 地球の歴史上の主要な段階を示す顕著な見本であるもの。これには生物の記録、地形の発達における重要な地学的進行過程、重要な地形的特性、自然地理的特性などが含まれる。
- (9) 陸上、淡水、沿岸および海洋生態系と動植物群集の進化と発達において進行しつつある重要な生態学的、生物学的プロセスを示す顕著な見本であるもの。
- (10) 生物多様性の本来的保全にとって、もっとも重要かつ意義深い自然生息地を含んでいるもの。これには科学上または保全上の観点から、すぐれて普遍的価値を持つ絶滅の恐れのある種の生息地などが含まれる。
(1)~(6)を満たすものが文化遺産、(7)~(10)を満たすものが自然遺産、文化遺産と自然遺産の条件をそれぞれ1つ以上を満たすものが複合遺産としての登録基準となります。
以下で紹介する世界遺産の「登録基準」項目の記載番号は上記の世界遺産登録基準の番号に対応しています。
インドネシアの世界遺産 一覧・まとめ / UNESCO World Heritage Sites in Republic of Indonesia ~文化遺産(負の世界遺産、文化的景観、産業遺産、近代化遺産、稼働遺産)、自然遺産、複合遺産、危機遺産~
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ボロブドゥール寺院遺跡群 / Borobudur Jiin Iseki Gun[Borobudur Temple Compounds]
ボロブドゥール寺院遺跡群は、インドネシア・ジャワ島中部のマゲラン県に位置する世界最大級の仏教遺跡です。8世紀から9世紀にかけてシャイレンドラ朝によって建造されたこの大乗仏教寺院は、約200万個の安山岩ブロックを積み上げて造られた壮大なピラミッド型の構造を持ちます。寺院の回廊壁面には仏教の教えと釈迦の生涯を描いた1,460面もの浮彫りレリーフが施され、最上部の円壇には72基の釣鐘型ストゥーパ(仏塔)が配置され、それぞれの内部に仏像が安置されています。長い間メラピ山の火山灰と熱帯の密林に埋もれていましたが、1814年にイギリス統治時代のジャワ副総督トーマス・スタンフォード・ラッフルズにより再発見されました。その後、20世紀にユネスコの国際的支援のもと大規模な修復プロジェクトが実施され、1991年に世界遺産に登録されました。カンボジアのアンコール・ワット、ミャンマーのバガンと並ぶ世界三大仏教遺跡の一つとして、毎年世界中から多くの巡礼者や観光客が訪れています。
| 登録区分 Type |
文化遺産 |
| 登録年 Designated |
1991年 |
| 登録基準 Criteria |
(1)、(2)、(6) |
| 住所 Address |
Jl. Badrawati, Borobudur, Magelang, Jawa Tengah, Indonesia |
| 地図 Map |
地図(Map) |
| アクセス・最寄り駅 Access, Nearest station |
スカルノ・ハッタ国際空港よりインドネシア国内線(1時間10分)「アジスチプト国際空港」到着後、アジスチプト国際空港より自動車(約1時間40分) |
| URL URL |
ウジュン・クロン国立公園 / Ujung Kulon Kokuritsu Kouen[Ujung Kulon National Park]
ウジュン・クロン国立公園は、ジャワ島最西端のバンテン州に位置するインドネシア最初の国立公園の一つです。面積約1,206平方キロメートルの広大な保護区であり、絶滅が深刻に危惧されるジャワサイ(Rhinoceros sondaicus)の地球上で最後の野生生息地として極めて重要な保全上の価値を持っています。推定個体数はわずか70頭前後とされ、種の存続がこの公園の保護体制に大きく依存しています。園内には手つかずの熱帯低地雨林が広がり、ジャワヒョウ、バンテン(野牛)、カニクイザル、シルバーリーフモンキーなど多様な野生動物が生息しています。また、1883年の史上最大級の噴火で知られるクラカタウ火山の残骸であるアナク・クラカタウ島も公園の区域に含まれており、火山活動による生態系の破壊と再生のプロセスを観察できる、自然科学の観点からも貴重なフィールドです。
| 登録区分 Type |
自然遺産 |
| 登録年 Designated |
1991年 |
| 登録基準 Criteria |
(7)、(10) |
| 住所 Address |
Banten, Indonesia |
| 地図 Map |
地図(Map) |
| アクセス・最寄り駅 Access, Nearest station |
スカルノ・ハッタ国際空港より自動車(約7時間) |
| URL URL |
コモド国立公園 / Komodo Kokuritsu Kouen[Komodo National Park]
コモド国立公園は、東ヌサ・トゥンガラ州のフローレス島とスンバワ島の間に位置し、コモド島、リンチャ島、パダール島を中心とする大小の島々と周辺海域から構成される自然保護区です。世界最大のトカゲであるコモドオオトカゲ(Varanus komodoensis)の主要な野生生息地として知られ、約3,000頭のコモドドラゴンが島嶼部の自然環境で暮らしています。体長3メートル、体重70キログラムにも達するこの巨大爬虫類は「生きた恐竜」とも呼ばれ、鋭い嗅覚と毒性のある唾液を用いた独特の捕食行動は世界中の生物学者の研究対象となっています。陸上の生態系に加え、周辺海域はサンゴ礁や海洋生物の宝庫であり、マンタレイ、ジュゴン、ウミガメ、1,000種以上の魚類が確認されています。世界有数のダイビング・シュノーケリングスポットとしても知られ、自然観察と海洋レジャーの両方を楽しめる稀有な場所です。
| 登録区分 Type |
自然遺産 |
| 登録年 Designated |
1991年 |
| 登録基準 Criteria |
(7)、(10) |
| 住所 Address |
Nusa Tenggara Timur, Indonesia |
| 地図 Map |
地図(Map) |
| アクセス・最寄り駅 Access, Nearest station |
ングラ・ライ国際空港よりインドネシア国内線(約)「コモド空港」到着後、コモド空港より自動車(約30分)「ラブハンバジョ」到着後、ラブハンバジョ周辺港より船舶またはツアー参加 |
| URL URL |
https://www.komodonationalpark.org/ |
プランバナン寺院群 / Prambanan Jiin Gun[Prambanan Temple Compounds]
プランバナン寺院群は、ジャワ島中部のジョグジャカルタ特別州とクラテン県の境界付近に位置するインドネシア最大かつ東南アジアを代表するヒンドゥー教寺院群です。9世紀にマタラム王国のサンジャヤ朝によって建造され、ヒンドゥー教の三大神(トリムルティ)であるブラフマー(創造神)、ヴィシュヌ(維持神)、シヴァ(破壊神)に捧げられました。中央に聳えるシヴァ神殿は高さ約47メートルに達する壮麗な尖塔を持ち、壁面にはインドの叙事詩『ラーマーヤナ』の物語が精緻な浮彫りで表現されています。240以上の大小の祠堂で構成される壮大な複合遺跡であり、同じジャワ島にある仏教遺跡ボロブドゥールとともに、9世紀のジャワにおけるヒンドゥー教と仏教の文化的共存と繁栄を今に伝える貴重な存在です。10世紀の大地震と火山活動により甚大な被害を受けた後、数世紀にわたり放置されていましたが、19世紀に再発見され段階的な修復を経て、現在はインドネシアを代表する文化観光地となっています。
| 登録区分 Type |
文化遺産 |
| 登録年 Designated |
1991年 |
| 登録基準 Criteria |
(1)、(4) |
| 住所 Address |
Bokoharjo, Prambanan, Sleman Regency, Daerah Istimewa Yogyakarta, Indonesia |
| 地図 Map |
地図(Map) |
| アクセス・最寄り駅 Access, Nearest station |
スカルノ・ハッタ国際空港よりインドネシア国内線(1時間10分)「アジスチプト国際空港」到着後、アジスチプト国際空港より自動車(約15分) |
| URL URL |
サンギラン初期人類遺跡 / Sangiran Shoki Jinrui Iseki[Sangiran Early Man Site]
サンギラン初期人類遺跡は、ジャワ島中部のスラゲン県、ソロ川流域に広がる約56平方キロメートルの古人類学的遺跡です。1930年代にオランダ人古生物学者G.H.R.フォン・ケーニヒスヴァルトによって本格的な発掘が開始されて以来、約150万年前から数十万年前に生息していたホモ・エレクトゥス(ジャワ原人、かつて「ピテカントロプス・エレクトゥス」と呼ばれた)の化石が多数発見されてきました。世界で発見されたホモ・エレクトゥスの化石全体のうち約半数がこのサンギランから出土しており、人類の進化史研究において唯一無二の重要性を持つ遺跡です。化石人骨だけでなく石器道具や、ステゴドン(古代ゾウの一種)や古代水牛など共存していた動物群の化石も豊富に出土しており、初期人類の生活環境・食性・技術的発展を復元する上で貴重な学術資料を提供しています。遺跡内にはサンギラン初期人類博物館が設置されており、出土した化石の展示や人類進化に関する詳しい解説を見学できます。
| 登録区分 Type |
文化遺産 |
| 登録年 Designated |
1996年 |
| 登録基準 Criteria |
(3)、(6) |
| 住所 Address |
Bukuran, Kalijambe, Sragen Jawa Tengah, Indonesia |
| 地図 Map |
地図(Map) |
| アクセス・最寄り駅 Access, Nearest station |
スカルノ・ハッタ国際空港よりインドネシア国内線(1時間10分)「アジスチプト国際空港」到着後、アジスチプト国際空港より自動車(約2時間30分) |
| URL URL |
ロレンツ国立公園 / Lorentz Kokuritsu Kouen[Lorentz National Park]
ロレンツ国立公園は、インドネシア・パプア州に位置する東南アジア最大の自然保護区で、その面積は約25,056平方キロメートルにも及びます。赤道直下の熱帯海洋環境から、オセアニア最高峰プンチャック・ジャヤ(カルステンツ・ピラミッド、標高4,884メートル)の万年雪に覆われた山頂まで、連続する生態系の垂直分布を一つの保護区内で観察できる世界でも極めて稀有な場所です。園内には氷河地形、高山ツンドラ、亜高山帯の森林、低地熱帯雨林、マングローブ湿地帯といった多様な環境が共存しています。ヒクイドリ、極楽鳥(フウチョウ科)、有袋類のクスクス、ナガクビガメなどオセアニア特有の生物相が多数生息し、未発見の種も数多く残されていると推定されています。地質学的にもニューギニア島の造山運動の記録を保持しており、オーストラリアプレートと太平洋プレートの衝突によって形成された地球の進化の歴史を読み解く上で重要な場所です。
| 登録区分 Type |
自然遺産 |
| 登録年 Designated |
1999年 |
| 登録基準 Criteria |
(8)、(9)、(10) |
| 住所 Address |
Papua, Indonesia |
| 地図 Map |
地図(Map) |
| アクセス・最寄り駅 Access, Nearest station |
スカルノ・ハッタ国際空港よりインドネシア国内線(約7時間)「センタニ空港」到着後、センタニ空港よりインドネシア国内線(約1時間)「ワメナ空港」到着後、ワメナ空港より自動車 |
| URL URL |
https://btnlorentz.blogspot.com/ |
スマトラの熱帯雨林遺産 / Sumatra No Nettai Urin Isan[Tropical Rainforest Heritage of Sumatra]
スマトラの熱帯雨林遺産は、グヌン・レウセル国立公園、ケリンチ・セブラット国立公園、ブキット・バリサン・セラタン国立公園の3つの国立公園から構成される広大な自然遺産です。スマトラ島の背骨にあたるバリサン山脈沿いに広がる総面積約25,000平方キロメートルの熱帯雨林は、地球上で最も生物多様性の高い地域の一つとされています。特にスマトラオランウータン、スマトラトラ、スマトラサイという3種の絶滅危惧大型哺乳類が同時に生息する世界で唯一の場所として知られています。約10,000種の植物(世界最大の花ラフレシア・アルノルディや高さ3メートルに達するショクダイオオコンニャクを含む)、約200種の哺乳類、約580種の鳥類が記録されています。しかし、違法伐採、密猟、アブラヤシ農園への森林転用といった深刻な脅威にさらされ、2011年にユネスコの危機遺産リストに登録されました。現在もインドネシア政府と国際保全団体が連携し、パトロールの強化やコミュニティベースの持続可能な資源利用の推進など、保全活動に積極的に取り組んでいます。
| 登録区分 Type |
自然遺産 |
| 登録年 Designated |
2004年(危機遺産:2011年) |
| 登録基準 Criteria |
(7)、(9)、(10) |
| 住所 Address |
Sumatra, Indonesia |
| 地図 Map |
地図(Map) |
| アクセス・最寄り駅 Access, Nearest station |
スカルノ・ハッタ国際空港よりインドネシア国内線(1時間50分)「ミナンカバウ国際空港」到着後、ミナンカバウ国際空港より自動車(約10時間) |
| URL URL |
バリ州の文化的景観 : トリ・ヒタ・カラナの哲学を表現したスバック・システム / Bali Shuh No Bunka Teki Keikan : Tri Hita Karana No Tetsugaku Wo Hyougenshita Subak System[Cultural Landscape of Bali Province: the Subak System as a Manifestation of the Tri Hita Karana Philosophy]
バリ州の文化的景観は、バリ島に1,000年以上にわたって受け継がれてきた伝統的水利灌漑システム「スバック」と、それを精神的に支えるバリ・ヒンドゥー教の哲学「トリ・ヒタ・カラナ」(神と人、人と人、人と自然環境の三つの調和)を体現する文化的景観です。構成資産は、バトゥール湖とウルン・ダヌ・バトゥール寺院、タマン・アユン寺院、ジャティルウィの棚田景観、バトゥカウ山周辺のスバック景観の5つの区域から成ります。スバックとは9世紀から続く農民の協同組合的な水管理組織であり、水源の寺院を頂点とした階層的なネットワークを通じて棚田への灌漑用水を配分する独自の仕組みです。民主的かつ平等な水利配分を実現するこのシステムは、持続可能な農業の世界的な模範とされ、バリ島の美しい階段状の棚田景観は自然・宗教・農耕文化が一体となった人類の叡智の結晶として高く評価されています。
| 登録区分 Type |
文化遺産 |
| 登録年 Designated |
2012年 |
| 登録基準 Criteria |
(2)、(3)、(5)、(6) |
| 住所 Address |
ウルン・ダヌ・バトゥール寺院:Jl. Kintamani, Batur Selatan, Kintamani, Batur Sel., Kintamani, Kabupaten Bangli, Bali 80652 Indonesia |
| 地図 Map |
地図(Map) |
| アクセス・最寄り駅 Access, Nearest station |
ウルン・ダヌ・バトゥール寺院:ングラ・ライ国際空港より自動車(約2時間30分) |
| URL URL |
オンビリン炭鉱遺産 / Ombilin Tankou Isan[Ombilin Coal Mining Heritage of Sawahlunto]
オンビリン炭鉱遺産は、西スマトラ州サワルントに位置する19世紀後半から20世紀初頭にかけてオランダ植民地政府によって開発された炭鉱とその関連インフラ施設群です。構成資産には、炭鉱の坑道群、石炭貯蔵施設、バリサン山脈を越える鉄道路線(急勾配を克服するためのラック式鉄道区間を含む)、炭鉱労働者の居住区域、さらにはエンマハーフェン港(現テルクバユル港)の石炭積み出し施設が含まれます。採掘から輸送・積み出しに至る石炭産業の一連のサプライチェーンが完全な形で保存されている点が特徴的です。この遺産は、ヨーロッパの先進的な採掘・輸送技術が東南アジアの植民地に移転・適用された過程を示す顕著な事例であり、19世紀後半の産業革命期におけるグローバルなエネルギー供給網と植民地経済の関係性を物語る重要な産業遺産として、2019年に世界文化遺産に登録されました。
| 登録区分 Type |
文化遺産 |
| 登録年 Designated |
2019年 |
| 登録基準 Criteria |
(2)、(4) |
| 住所 Address |
Sawahlunto, Sumatera Barat, Indonesia |
| 地図 Map |
|
| アクセス・最寄り駅 Access, Nearest station |
スカルノ・ハッタ国際空港よりインドネシア国内線(約1時間50分)「ミナンカバウ国際空港」到着後、ミナンカバウ国際空港より自動車(約2時間) |
| URL URL |
ジョグジャカルタの宇宙軸とその歴史的建造物群 / Yogyakarta No Uchuujiku To Sono Rekishiteki Kenzoubutsu Gun[The Cosmological Axis of Yogyakarta and its Historic Landmarks]
ジョグジャカルタの宇宙軸とその歴史的建造物群は、ジャワ島中部のジョグジャカルタ特別州に位置する文化遺産で、2023年にインドネシアで最も新しい世界遺産として登録されました。南のインド洋沿岸パラントゥリティスの海岸からクラトン(スルタン王宮)を経て北のメラピ山頂へと結ぶ南北約6キロメートルの想像上の軸線「イマジナリー・アクシス(宇宙軸)」を中心とした都市景観が対象です。この軸線上および周辺には、トゥグ記念碑、クラトン(スルタン宮殿)、タマン・サリ(水の宮殿)、ブリンハルジョ市場、南広場(アルン・アルン・キドゥル)など、18世紀のジャワ文化の宇宙観を体現する歴史的建造物群が計画的に配置されています。ジャワの伝統的な宇宙観に基づくこの都市計画は、自然界・精神世界・人間社会の調和と秩序を空間的に表現したものであり、インドネシアの伝統的哲学と都市設計思想の卓越した例証として評価されています。現在もスルタン王家が居住するクラトンは、ジャワ文化の生きた伝統を今に伝えています。
| 登録区分 Type |
文化遺産 |
| 登録年 Designated |
2023年 |
| 登録基準 Criteria |
(2)、(3)、(6) |
| 住所 Address |
Yogyakarta, Daerah Istimewa Yogyakarta, Indonesia |
| 地図 Map |
|
| アクセス・最寄り駅 Access, Nearest station |
スカルノ・ハッタ国際空港よりインドネシア国内線(約1時間10分)「アジスチプト国際空港(現 ジョグジャカルタ国際空港)」到着後、空港より自動車(約1時間) |
| URL URL |

