賃貸住宅・集合住宅におけるアコースティックギター演奏の遮音・消音・防音対策にはサイレント楽器がおすすめ 〜楽器から始める防音対策〜

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以前の記事で賃貸住宅・集合住宅における部屋の遮音・消音・防音対策として吸音ボード、防音シートを部屋の壁にはめ込む方法を紹介しました。

参照記事:賃貸住宅・集合住宅の遮音・消音・防音対策に吸音ボード、防音シート 〜簡単なDIYでできる防音対策〜

この方法でもかなり防音効果は期待できますが、さらに防音効果を高めたい場合や吸音ボード、防音シートの設置にためらってしまう場合には楽器そのものを消音化する方法がおすすめです。

特にアコースティックギターを弾いている方は消音・防音対策に悩んでおられることが意外と多いのではないでしょうか。
とりわけ、自宅や防音の部屋がある物件に住んでおらず、日本で言う一般のマンション・アパートに住んでいる場合は室内ではなかなか練習できずもどかしい思いをすると思います。

実際、私自身もアコースティックギターを演奏しており、防音のない物件に住んでいます。当初は休日にカラオケに行ったり、施設を借りたり、車の中で弾いたりしていましたが、やはり演奏の本番が近くなると休日の空いた時間にすぐ弾けるような環境を求めていました。

私も色々と調べたのですが、消音装置を付けてもアコースティックギターの音は本体がよく響くように作られているため、思うような消音・防音効果は得られませんでした。

消音・防音対策にはサイレントギターがおすすめ




そこで、導入したのがサイレントギター(電子・エレキギター)です。
サイレントギターはYAMAHAが販売しているエレキギターで普通のアコースティックな木製のギターに比べてかなりの消音・防音効果があります。

音楽関連の商品を多数販売しているYAMAHAだけあってサイレントギターは多くの愛用者に使われており、構えた感触や重さもアコースティックギターとあまり変わらないように作られていて自然な演奏感を追求した商品になっています。

また、付属の専用コントロールボックスを使うことで自分が演奏した音をイヤホンやヘッドフォンで聴くことができ、音色も幅広い選択肢から自分に合ったものを選ぶことができます。

そうは言っても、実際に演奏会で私用する木製ギターと弾き心地は若干違うため、演奏会本番前に演奏感覚を掴むためには木製ギターでの練習が必要かもしれません。

しかし、平日の仕事帰りのちょっとした時間に練習音を最小限にして練習することが可能になります。そして、カラオケや施設を借りる料金も不要になり狭い車の中で姿勢を崩してまで練習するようなことは不要になります。

サイレントギターの音は実際に聞いてみたのですが、テレビを普通に見ている時とほぼ同じぐらいの音量だと感じました。
生活に欠かせない洗濯機や乾燥機、サイクロン掃除機などよりは音量は小さいので安心して使用できるでしょう。

以下から各社が販売しているサイレントアコースティックギターの一覧がご確認いただけます。


楽天 サイレントギター スチール弦 一覧

ちなみに、私が愛用しているサイレントギターは下記のモデルです。



YAMAHA SLG200S TBS(タバコブラウンサンバースト) サイレントギター スチール弦モデル 【ヤマハ】