沖縄県の蛍(ホタル)の名所・鑑賞スポットまとめ・一覧 / Popular Firefly Viewing Spots in Okinawa 〜見頃、イベント、住所、地図、開園・閉園時間、入場料(無料・有料)、定休日、最寄り駅、駐車場〜
沖縄県の蛍(ホタル)の名所・鑑賞スポットまとめ・一覧 / Popular Firefly Viewing Spots in Okinawa 〜見頃、イベント、住所、地図、開園・閉園時間、入場料(無料・有料)、定休日、最寄り駅、駐車場〜
沖縄県は、日本本土とは異なる亜熱帯の温暖な気候に恵まれ、蛍(ホタル)の出現時期が全国で最も早い地域です。本土のゲンジボタルやヘイケボタルの見頃が6月~7月であるのに対し、沖縄では4月~6月にかけてホタルの幻想的な光を楽しむことができます。
特に沖縄には、日本最小のホタルとして知られるクメジマボタルをはじめ、オキナワスジボタルやオキナワマドボタルなど、沖縄固有種・亜熱帯特有の珍しいホタルが数多く生息しています。これらのホタルは本土では見ることのできない貴重な種であり、環境省のレッドリストに掲載されている希少種も含まれています。
沖縄のホタル鑑賞の大きな特徴は、亜熱帯の森やマングローブ林、豊かな湧き水が流れる渓流沿いなど、南国特有の自然環境の中で蛍の光を鑑賞できる点です。本土の里山風景とは一味違う、エキゾチックなホタル体験が沖縄ならではの魅力といえるでしょう。
本記事では、沖縄県内で実際にホタルを観賞できるおすすめの名所・鑑賞スポットを厳選し、見頃時期・イベント情報・住所・地図・開園時間・入場料・駐車場情報まで詳しくまとめています。沖縄旅行の計画にぜひお役立てください。
沖縄県のホタルの特徴と見頃時期
沖縄県に生息するホタルの種類と見頃時期を理解しておくと、より充実したホタル鑑賞が楽しめます。
沖縄で見られる主なホタルの種類
- クメジマボタル(久米島蛍) — 久米島にのみ生息する日本最小のホタル。体長約7mm。4月中旬~5月上旬に出現し、淡い黄緑色の光を放ちます。国の天然記念物級の希少種です。
- オキナワスジボタル — 沖縄本島や離島に広く生息するホタル。5月~6月に見頃を迎え、草地や林縁で飛翔する姿が見られます。
- オキナワマドボタル — 幼虫が陸生の種類で、湿った森林の林床に生息します。成虫は夜間に弱い光を放ちます。
沖縄のホタル鑑賞のベストシーズン
沖縄のホタルは本土より早く、4月中旬から6月にかけてが見頃です。特にゴールデンウィーク前後は多くのスポットでホタルの乱舞が見られるピークシーズンとなります。鑑賞に適した時間帯は日没後の19時~21時頃で、月明かりの少ない曇りの夜や新月の前後が最も多くのホタルを観察できる条件です。
ビオスの丘 / Bios Hill
ビオスの丘は沖縄本島中部のうるま市に位置する亜熱帯の自然テーマパークです。広大な敷地内にはランの花が咲き誇る遊歩道や湖水観賞舟など日中の見どころも豊富ですが、ホタルシーズンの5月~6月には特別な「ビオスの丘 ナイトツアー」が開催されます。ガイドスタッフの案内のもと、亜熱帯の森の中でオキナワスジボタルが放つ無数の光を間近で鑑賞できます。園内の湧き水や小川が流れる湿地帯は、ホタルの生息に理想的な環境が整っています。ナイトツアーは事前予約制のため、訪問前に公式サイトでの予約をおすすめします。沖縄本島内で最もアクセスしやすいホタルスポットの一つです。
| 例年の見頃 Best time to see |
5月~6月 18時30分~21時頃 |
| イベント Event |
ビオスの丘 ナイトツアー |
| 住所 Address |
沖縄県うるま市石川嘉手苅961-30 |
| 地図 Map |
地図(Map) |
| 開園時間 Opening hours |
9時~18時(ホタル観賞はナイトツアー予約者のみ18時30分~21時00分) |
| 入場料 Admission fee |
大人(中学生以上)710円、小人(4歳~小学生)360円 |
| 定休日 Holiday |
無休(Open all year round) |
| 最寄り駅 Nearest station |
ゆいレール(沖縄モノレール)旭橋駅(徒歩2分)那覇バスターミナル20・120番バス(1時間20分)「仲泊」下車後、自動車(10分) |
| 駐車場 Parking Lot |
130台 無料(Free) |
久米島ホタルの里 自然公園 久米島ホタル館 / Kumeshima Hotaru No Sato, Shizen Kouen, Kumeshima Hotaru Kan(Kumeshima Firefly Village, Nature Park, Kumeshima Firefly Palace)
久米島ホタル館は、日本最小のホタル「クメジマボタル」の保護・研究・普及活動の拠点として設立された施設です。クメジマボタルは久米島にのみ生息する固有種で、体長わずか約7mmという小ささながら、淡い黄緑色の繊細な光を放ちます。4月中旬~5月上旬の春シーズンと、8月~10月の秋シーズンの年2回にわたってホタルが観察でき、特に春は「クメジマボタル観察会」が開催されます。ホタル館では昼間にホタルの生態や久米島の自然環境について学べる展示も充実しており、子どもから大人まで環境学習の場としても人気です。世界的にも珍しい希少種のホタルを間近で観察できる、全国でもここだけの貴重なスポットです。
| 例年の見頃 Best time to see |
4月中旬~5月上旬 19時30分~21時頃、 8月~10月 20時~21時頃 |
| イベント Event |
クメジマボタル観察会 |
| 住所 Address |
沖縄県久米島町大田420 |
| 地図 Map |
地図(Map) |
| 開園時間 Opening hours |
9時30分~16時30分(ホタル観賞は予約者のみ19時~20時20分) |
| 入場料 Admission fee |
大人(高校生以上)100円、小人(小・中学生)50円 |
| 定休日 Holiday |
月曜日、火曜日、年末年始 |
| 最寄り駅 Nearest station |
久米島空港よりバス イーフビーチ行き(15分)「大田」下車(徒歩10分) |
| 駐車場 Parking Lot |
4台 無料(Free) |
五枝の松園地 / Goeda No Matsu Enchi(Goeda No Matsu Park)
五枝の松園地は、久米島空港からわずか車で5分の場所にあるホタル鑑賞スポットです。国の天然記念物に指定されている樹齢約250年の「五枝の松」(リュウキュウマツ)を中心とした園地で、その周辺の湿地帯や小川沿いでクメジマボタルをはじめとするホタルの光を楽しむことができます。24時間開放・入場無料という手軽さが魅力で、久米島滞在中に気軽に立ち寄れるスポットです。4月下旬~5月上旬にはホタル鑑賞会も開催されます。観賞ピークの19時~20時頃、天然記念物の巨松のシルエットとホタルの光が織りなす幻想的な風景は、久米島ならではの特別な体験です。
| 例年の見頃 Best time to see |
4月下旬~5月上旬 19時~20時頃 |
| イベント Event |
ホタル鑑賞会 |
| 住所 Address |
沖縄県久米島町上江洲 |
| 地図 Map |
地図(Map) |
| 開園時間 Opening hours |
24時間 |
| 入場料 Admission fee |
無料(Free) |
| 定休日 Holiday |
無休(Open all year round) |
| 最寄り駅 Nearest station |
久米島空港より自動車(5分) |
| 駐車場 Parking Lot |
20台 無料(Free) |
沖縄でホタルを鑑賞する際のマナーと注意点
沖縄のホタルは希少種が多く、鑑賞時のマナーを守ることが大切です。以下のポイントを心がけましょう。
- 懐中電灯やスマートフォンのライトを直接照らさない — ホタルは強い光に敏感で、人工光が当たると発光をやめたり飛翔しなくなります。足元を照らす場合は赤いセロファンを貼ったライトを使用しましょう。
- ホタルを捕まえない — 沖縄のホタルには希少種が多く含まれます。観察のみにとどめ、捕獲は絶対にやめましょう。
- 虫よけスプレーは事前に済ませる — 現地でスプレーを使用するとホタルに悪影響を与える可能性があります。長袖・長ズボンの着用もおすすめです。
- 静かに鑑賞する — 大きな音や声はホタルの活動を妨げます。静かな環境を保ちましょう。
- ハブに注意する — 沖縄の夜間の野外活動では、毒蛇のハブに注意が必要です。遊歩道や整備された道から外れないようにし、足元には十分気をつけてください。
まとめ
沖縄県は、日本で最も早くホタルの季節が訪れる地域であり、本土では見られない固有種のホタルを鑑賞できる貴重なエリアです。うるま市のビオスの丘ではガイド付きナイトツアーで亜熱帯の森のホタルを堪能でき、久米島では世界的にも希少なクメジマボタルを間近に観察することができます。沖縄のホタルシーズンは4月~6月と、本土の梅雨入り前のベストシーズンにあたるため、沖縄旅行と組み合わせてホタル鑑賞を計画するのもおすすめです。自然環境の保全に配慮しながら、南国の夜に舞うホタルの幻想的な光をぜひ体験してみてください。

