沖縄県の紅葉の名所、もみじ狩りスポットまとめ・一覧 / Popular Autumn Leaves Spots in Okinawa 〜見頃、イベント、住所、地図、開園・閉園時間、入場料(無料・有料)、定休日、最寄り駅、駐車場〜

1月 1, 2017Autumn Leaves,Daily Life,Japan,Okinawa,Travel

親記事:日本全国・都道府県の紅葉の名所、もみじ狩りスポットまとめ・一覧 / Popular Autumn Leaves Spots in Japan 〜見頃、イベント、住所、地図、開園・閉園時間、入場料(無料・有料)、定休日、最寄り駅、駐車場〜

暑い夏が過ぎると緑林の木々も少しずつ秋の装いを始めてきます。日本では9月〜11月にかけて山峡や渓谷をはじめとする山々や公園で紅葉の美しい情景を鑑賞することができます。9月〜11月は祝日が比較的多いため、少し足を伸ばして大自然を感じながら、その美しい紅葉を鑑賞して秋の醍醐味を堪能したいものです。

今回は沖縄県における紅葉事情と、秋に楽しめる自然の見どころについて詳しく紹介します。

沖縄県の紅葉の名所、もみじ狩りスポットまとめ・一覧 / Popular Autumn Leaves Spots in Okinawa 〜見頃、イベント、住所、地図、開園・閉園時間、入場料(無料・有料)、定休日、最寄り駅、駐車場〜

沖縄県に紅葉スポットが存在しない理由

沖縄県は日本最南端の県であり、亜熱帯海洋性気候に属しています。秋(10月〜12月)の平均気温は20℃〜25℃前後で、紅葉が鮮やかに色づくために必要とされる最低気温8℃以下の冷え込みがほとんど訪れません。そのため、本州や北海道で見られるようなカエデ(モミジ)やイチョウが赤や黄色に美しく染まる紅葉の景色は、沖縄県では見ることができません。

沖縄の植生はガジュマル、デイゴ、アダン、ソテツ、ヘゴなどの亜熱帯性常緑植物が中心であり、秋になっても落葉せず一年を通じて緑を保っています。こうした気候的・植生的な理由から、沖縄県には一般的な意味での「紅葉の名所」「もみじ狩りスポット」に該当する場所は存在しません。

秋の沖縄で楽しめる自然の魅力

紅葉スポットこそありませんが、秋の沖縄には本土とは異なる独自の自然美があります。以下に、秋の沖縄で楽しめる自然体験を紹介します。

やんばるの森(国頭村・大宜味村・東村)

沖縄本島北部に広がる「やんばる(山原)の森」は、2021年に世界自然遺産に登録された貴重な亜熱帯照葉樹林です。秋でも深い緑に包まれた森の中では、ヤンバルクイナやノグチゲラなどの固有種の野鳥を観察できるほか、大石林山や比地大滝などのトレッキングコースで亜熱帯の大自然を満喫できます。夏の暑さが和らぐ秋は、森林散策に適した快適な気候です。

亜熱帯の花々と植物園

沖縄では10月〜12月にかけても、ブーゲンビリアやハイビスカス、アラマンダなどの南国の花々が咲き続けます。東南植物楽園(沖縄市)やビオスの丘(うるま市)、熱帯ドリームセンター(本部町・海洋博公園内)などの植物園では、秋でも色鮮やかな亜熱帯植物を鑑賞できます。紅葉とは異なる、南国ならではの鮮やかな色彩を楽しめるのが沖縄の秋の特徴です。

サトウキビ畑とススキの風景

秋から冬にかけて、沖縄各地のサトウキビ畑は収穫前の緑が一面に広がり、風にそよぐサトウキビの穂が独特の風景を作り出します。また、久米島や宮古島などの離島では、ススキの穂が秋風に揺れる牧歌的な光景も見られます。本土の紅葉風景とは趣が異なりますが、沖縄らしい秋の情緒を感じることができます。

マングローブ林の散策

沖縄本島の慶佐次川(東村)や億首川(金武町)のマングローブ林は、秋の穏やかな気候の中でカヤックやボードウォーク散策を楽しめるスポットです。メヒルギやオヒルギなどのマングローブ植物は常緑で、一年中その独特の景観を見ることができます。干潮時にはシオマネキやトビハゼなどの生き物も観察でき、自然体験としての充実度は高いです。

秋の沖縄旅行がおすすめの理由

秋(10月〜11月)の沖縄は、台風シーズンが落ち着き、夏のピークシーズンと比べて観光客も減少する穴場の季節です。海水温がまだ温かいため、10月頃まではシュノーケリングやダイビングなどのマリンアクティビティも楽しめます。また、気温が落ち着いてくるため、首里城公園、識名園、今帰仁城跡などの世界遺産・史跡の散策も快適に行えます。航空券や宿泊費もピーク時より比較的安価になるため、コストパフォーマンスに優れた旅行計画を立てやすい時期でもあります。

沖縄の冬の見どころ:日本一早い桜(ヒカンザクラ)

紅葉の季節を過ぎた1月下旬〜2月上旬には、沖縄で日本一早い桜の開花を迎えます。沖縄の桜はヒカンザクラ(寒緋桜)という品種で、濃いピンク色の花が下向きに咲くのが特徴です。名護城跡(名護市)、八重岳(本部町)、今帰仁城跡(今帰仁村)などが桜の名所として知られており、毎年「桜まつり」が開催されます。秋から冬にかけての沖縄旅行を計画する際には、桜のシーズンも合わせて検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

沖縄県は亜熱帯気候のため、本州のような紅葉スポットは存在しません。しかし、世界自然遺産のやんばるの森、一年中咲き続ける南国の花々、マングローブ林のカヤック体験など、沖縄でしか味わえない秋の自然体験が数多くあります。紅葉とは異なる沖縄ならではの秋の楽しみ方を、ぜひ体験してみてください。