「俺は必ず強くなる。」「俺が何とかしてやる。」
小学校の頃こんなことを呪文のように言いながら友人を殴った高学年の生徒と喧嘩したのを思い出した。
きっかけは先日見た奇妙な夢。
自分の祖父の家に似た場所でふすまを開けてある人が出てきた。祖父かと一瞬思ったが、それは見たこともない老人で豪華な着物を着てはいるが頭は禿げ上がり、長いひげを伸ばしているまるで仙人のような人だった。日本刀を右手に持ち、とても不気味な雰囲気で近づいてきたので、自分は持っていた日本刀で仙人の右肩を切り落とした。しかし、仙人は流血がない骨と赤々とした肉が見えている状態で平気な様子だった。気がつくと切り落とした右腕に持っていた剣が宙に浮いており、思い切り二回自分に切りつけられ死んだと思った。最後に仙人は何か言っている様に見えたが、全く聞こえず、そこで夢が覚めた。
もちろん、夢なので驚いて起きる程度だったけど、仙人が自分に近づいてくるとき自分は「やられる。」「怖い。」といったことばかり考えていた。この夢のことがなかなか忘れられず、今日もふと思い返していたとき前述の小学校のことを思い出した。
なんだか俺は年を重ねるにつれ、複雑に物事を考えて自分を抑え付けるようになり、いつの間にかネガティブな言葉を繰り返し、行動を起こすことに臆病になっていたんだと今更ながら気がついた。
こどもの頃のような、強気な言葉と正直な行動力が今の俺には必要なんだ。必要というか、それらを抑え付けずに素直に出せばいいだけだ。また、あの言葉を呪文のごとく繰り返しながら生きてゆこう。












コメントする