昨日は所属している混声合唱団の演奏会でした。修士論文を書いている最中は全く練習をしておらず、修士論文発表会終了後の一週間でとりあえず形になるようにしたという感じでした。後悔と反省の気持ちはありますが、むしろそれが幸せです。
考え方が変わっても周囲との関係が変わることもありませんでした。ただ、以前は歌うことに熱くなっていたのが、内心冷めた感じで周りを分析するようになった感じがします。
今回の演奏会を通して改めて気付いたことは、例えいい声でも自己主張の強い歌い方は不快をもたらすということ。子音を立てて言葉を明確にすることや詩に込められた感情を想像して歌うことを自己満足でするのか、観客のニーズを考えてするのか。先生の歌い方は表現を実践しているのに素人でありがちなわざとらしさやいやらしさがない。
最近では、むしろ素人はプレーンな歌い方をしたほうがいいのではないかと考えるようになっています。昔、小学校や中学校の国語の授業で聞いた教科書の朗読が一番理想に近い感じがします。
詩に曲が付くことで聞き手はより大きな感動を得られるようになる一方で、歌い手がその作品にのまれて過剰な思いを込め過ぎると逆に興ざめしてしまうのが何とももったいない。
あくまで、歌い手は詩の感情を「表現」する立場で、自分の感情を歌に流入してはいけないという考えでこれからは歌っていきたいと思います。











