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AWS Billing(AWS請求書・請求レポート)におけるBlendedRate(混合レート)、BlendedCost(混合コスト)の計算方法・計算例 〜Consolidated Billing(一括請求)におけるAmazon EC2 リザーブドインスタンス、オンデマンドインスタンスの料金計算〜

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AWSでS3にAWS Billing Report(請求レポート)を出力し内容を確認した際に一番に疑問になる点はやはりBlendedRate(混合レート)、BlendedCost(混合コスト)の項目だと思います。

AWSのサービスよって料金計算の課金体系が異なるためBlendedRate(混合レート)、BlendedCost(混合コスト)の算出方法も違いますが、今回はEC2インスタンスの例を挙げてBlendedRate(混合レート)、BlendedCost(混合コスト)の計算方法を備忘録として記載しておきたいと思います。

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AWS Billing(AWS請求書・請求レポート)におけるBlendedRate(混合レート)、BlendedCost(混合コスト)の計算方法・計算例

AWS EC2インスタンスにおけるBlendedRate(混合レート)とはConsolidated Billing(一括請求)を使用して複数のAWSアカウントの請求支払いを統合している場合に、統合しているAWSアカウントに対して同一のAvailability Zone(アベイラビリティーゾーン)、同一のInstance Type(インスタンスタイプ)の使用時間について計算される平均レートと位置づけることができます。

ここではAWS EC2インスタンスにおけるBlendedRate(混合レート)の計算方法を例を使用して説明します。

[例の前提]
11月(全30日)に同一のAvailability Zoneにおいてインスタンスタイプm4.largeの1年間全前払いリザーブドインスタンスとオンデマンドインスタンスを下記の条件で使用する

AWS EC2でのBlendedRate(混合レート)、BlendedCost(混合コスト)の計算方法・計算例の前提条件

<11月のm4.largeインスタンスの利用実績>
■AWS EC2使用状況
●m4.large Linux Tokyoリージョン(ap-northeast-1c)(1年間全前払いリザーブドインスタンス)
請求レポートでの表記(ItemDescription):USD 0.0 per Linux/UNIX (Amazon VPC), m4.large instance-hour (or partial hour)
台数:10台(UsageQuantity)
稼働時間:24時間/日 全30日稼働 = 24 * 30 = 720時間 (各台同じ条件での稼働)

全台数の稼働時間(H1):720時間 * 10台 = 7200時間
請求額(C1):$0(1年間全前払いリザーブドインスタンスのため)

●m4.large Linux Tokyoリージョン(ap-northeast-1c)(オンデマンドインスタンス)
請求レポートでの表記(ItemDescription):$0.183 per On Demand Linux m4.large Instance Hour
台数:5台(UsageQuantity)
稼働時間:18時間/日 20日稼働 = 18 * 20 = 360時間 (各台同じ条件での稼働)

全台数の稼働時間(H2):360時間 * 5台 = 1800時間
請求額(C2):$0.183(オンデマンド毎時料金) * 1800時間 = $329.4

AWS EC2でのBlendedRate(混合レート)、BlendedCost(混合コスト)の計算方法・計算例

BlendedRateの計算

BlendedRate = 支払いAWSアカウントでのインスタンスタイプに対応する請求額 / 支払いAWSアカウントでのインスタンスタイプに対応する稼働時間
= (C1+C2) / (H1+H2) = ($0 + $329.4) / (7200 + 1800) = $0.0366

BlendedCostの計算
●m4.large Linux Tokyoリージョン(1年間全前払いリザーブドインスタンス)
BlendedCost = $0.0366 * 10台(UsageQuantity) * 720時間 = $263.52

●m4.large Linux Tokyoリージョン(オンデマンドインスタンス)
BlendedCost = $0.0366 * 5台(UsageQuantity) * 360時間 = $65.88

このようにBlendedRate(混合レート)を用いてBlendedCost(混合コスト)を算出することにより、Consolidated Billing(一括請求)を使用して統合している複数のAWSアカウントの同一Availability Zone(アベイラビリティーゾーン)、同一Instance Type(インスタンスタイプ)の費用効率を評価することもできます。

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